大豆を豆腐に変えて! 買えよ! 国民よ! MSM-07の巻

●ザクとうふ デザート仕様と発売を同じくして。

 新たに開発された、新兵器。

 季節は秋。
 これから寒くなる季節。
 鍋物が増えるということを見越して現れた、それは――


 鍋用!! ズゴックとうふだ!


  


 これまた、食料品とは思えないパッケージだこと。
 デザート仕様のザクとうふと一緒に売ってたので、これも合わせて買ったのです。

 鍋用と銘打ってるからには、ぜひとも鍋で食べたいと思ったのですが。
 ちょっとしばらく忙しくてですね。

 帰宅して自炊してる時間がなかったりして。

 気がついたら賞味期限が近くなってしまったので、しょうがないからそのまま食べることになったという。

 本来の戦場は鍋という名の水中だというのに、皿の上という陸上で戦うことを余儀なくされたズゴックとうふ。
 まあ水陸両用の機体ですから、そこは頑張ってもらうとしましょう。


  


 ザクとうふと違い、どこからが頭かよく分からない構造してる(というより、頭と胴体が一体)の機体なので、プラスチックパッケージも、水中から顔を出し外をうかがうズゴックのイメージです。

 ザクとうふのプラスチックパッケージには形式番号とか入ってませんでしたが、コレには入ってるのな。


  


 その中身。
 パッケージから皿にあけるの難儀しました。背中のハイドロポンプ部が引っかかってなかなか出てこないんだ。
 写真では見切れてますが、ちゃんと出てきましたけどね。


  


 初回限定が入手できたので、ズゴッククロー型フォークも一緒に。
 これ、実際に使ったらすぐポキッと折れそうなんだよな……。怖くて使えないですよ。


●で。
 食べてみるわけなのですが。

 プラスチックパッケージからフィルムをはがすと。

 どことなく漂う磯臭さ。
 えーと、アレだ。
 カニカマの匂いと同じ感じ。

 そして。
 味にも同じく、カニカマ風味な磯臭さが付いて回るのです。
 豆腐が台無し。


 これは!
 鍋で食べる用だ!
 そのまま食べると美味しくない!!


 鍋物として、他の具材と一緒にすれば、きっとこの磯臭さが美味しさに変わるんでしょうけど。
 素のまんま、冷えた状態で食べてもダメだこりゃ。

 ということで、鍋以外の食べ方をしたために、性能を生かせぬまま胃の中に納まることになってしまったのでした。

 次に買うときは鍋に入れよう……がっくり。



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