天舞、台場に立つ 黎明編

機動戦士ガンダム。

 いまさら「ガンダムとは」とかって説明する必要がないくらい有名なアニメです。

 そんなガンダム、放映されてから30周年と相成りまして。
 いろいろな特別企画の一環で、お台場に1/1スケールのガンダムが屹立することになったのでした。


 行くしかないでしょう。


 ということで自他ともに認めるガンダマーであるところの天舞、デジカメ片手にお台場へと単身乗り込んだのでした。


●とはいえ。
 当初は、フツーに休みの日に出かけるつもりだったのです。
 いつもの休みどおりの活動時間だと、昼前くらいに起きて、ご飯食べて、いろいろ雑事を済ませて。

 さーて出かけるか、となるのは大体昼の2〜3時ごろでしょうか。
 なので夕方くらいにガンダム見て帰る、ぐらいのつもりでした。

 ですが。

 前職の同僚のサイトで「夜明けのガンダム」レポみたいなのが載っていて。


 そーかー。
 そーいうのもありだなー。

 いやむしろ、人が混みあっていない時間帯に行くのがベストなんじゃなかろーか。

 そんな風に思ったわけです。


 で・す・が。
 自慢になりますが天舞は朝は超弱いです。
 朝日を浴びるガンダムを見に行くために起きるなんて超絶不可能。

 第一。
 夏の夜明けって、大体朝5時前くらいなんですよね。
 始発でたどり着くはるか前です。
 車は所有してないから、夜明けに現地にいるには、前日から行かなければならないわけです。

 無理だろ常考。

 夜明かしすれば、翌日は当然ぐだぐだになります。
 休みの日の夜に出かけて、朝帰ってきて、2日目の休みが徹夜ダメージの回復に当てられるとなると、ほとんど休んだことにならないわけで。
 あー。朝日を浴びるガンダムは無理だ。そんな余力は天舞にはない!

 そんな更新を8月初旬にしたのです。

 が。
 その更新をUPした直後。
 こう思いついたのです。


 ――今までは、休みの日に行くことを前提に考えていた。
 だが、発想を逆転すれば。
 たとえば、勤務最終日に徹夜で出かけるということをすれば、いけるんじゃないか?



●というわけで。

  

 仕事を終えて、終電にてお台場に降り立ったのでした。
 ちなみに会場最寄り駅の台場駅着の終電は、午前0時45分。


 永い夜になりそうね。(by博麗霊夢)

                                                            (野望編へ続く)


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