天舞、台場に立つ 風雲編

●ガンダムを見つけ、テンションが上がった天舞。
 カメラのフラッシュと思しき光が瞬くところに向かっていくと――

  

 見えました。
 まごうことなき、ガンダムです。

 コレジャナイロボとかじゃないんですよ!(当たり前)


●そのまま、道沿いに進んでいくと、柵に区切られた会場が見えてきました。
 結構広い会場、その中央には、あの1/1ガンダムが。

 時刻は午前3時過ぎ。

 足元には結構人がいます。
 こんな時刻だというのに、入れ替わり立ち替わり、常時10〜30人くらいがたむろってました。
 みんな携帯電話とかデジカメとかでぱしゃぱしゃやってます。
 たまーに、ごっついカメラで写真撮ってる人がいましたが。「ちゃんと写ってるかどうかは現像しないと分からない」って、それフィルムカメラかよ!

 なお、ガンダム見に来てる人たち。
 「お台場ぶらぶらしてたらあったから来てみた、ちょースゲー」って人たち8割、「コアユーザーです、がっつり見に来ましたor写真撮りに来ました!」って人たちが2割、みたいな感じでしたよ。
 ガンダムがアバオアクーで云々って言ってるグループがいたかと思えば、「コレってどこに乗るの? 頭?」とかしゃべってる人たちもいるわけで。
 でもまあ、とりあえずみんな携帯出して撮影し始めるのは一緒(笑)。

 天舞も、負けじと写真撮ってみました。
 なお、前述の通り、夜に夜景モードで撮影しているので、シャッタースピードの関係上、常にブレブレです。そこんところは許してね。
 夜空が明るく、また褐色がかってるのはデジカメ補正仕様。携帯で撮ったら一面真っ暗なものしか撮れませんでした。

 ↓下の4枚はクリックすると大きめの画像で開きます。
    

    
  夜景に立つガンダム。


 足元は柵で囲われ、さらにイベントスペースなのか、もう一回りくらい大きく柵で囲われていて、足元にはたどり着けないようになってました。
 警備員さんも常時足元に2名。大変だ。

 この時点で、結構風が強く吹いていて。
 雲も割と出ていてですね。
 こりゃ、日が昇るころには曇りになってるんじゃなかろーか、と一抹の不安を覚えたのでした。


●ともあれ。
 いい加減、夜景撮影は飽きました。シャッターボタン押してから10秒以上微動だにしないと、すぐブレるので疲れたというのもありますし。

    
  飽きたので、潮風公園から見える海とその対岸を撮ってみる。

 こーいう赤い明かりが明滅するビル群を見ると、機動警察パトレイバーのバビロンプロジェクトを髣髴とさせる。
 ああ近未来。改めて今21世紀なんだなあと思う。
 昭和末と何か変わったかって思うと、そんなに変わってないような気もするんですけどね。
 生活に携帯電話とパソコンが必需品になったくらいじゃない? あとは缶ジュースが100円から110円を経て120円になったとか。


 ぼんやりと辺りを歩き回り。
 東側がどちらかを確認し。
 ガンダムを見にやってくる人たちの会話など聞きつつ。

 時刻は午前4時30分。

 夜明けはすぐそこにあるはずよ。(by蓬莱山輝夜)

                                                            (昇陽編へ続く)


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