天舞、台場に立つ 分析編 |
●午前5時になりました。 さて、空が明るくなって、ガンダムもしっかり撮影できるようになりましたので。 改めまして、横と正面からガンダムの雄姿を。 通常、等身大のスケールで人型のものを作成する場合、下から見上げることを考慮して頭の大きさのバランスを意図的に変えるそうなんですが、このガンダムではそういうことは行ってない、とのこと(公式サイトの質疑応答より)。 ●さて、それではパーツ、パーツで見てみましょう。 まず上半身。 細々とディティールされてます。なお、左肩の「EFSF」は、地球連邦の宇宙軍を示す略語“E.F.S.F.(Earth Federation Space Force)”のこと。 胸ダクトからミストが出る関係か、ダクトが開いてる口から見上げると、中が空洞なのが見えてしまいます。ちょい残念。 ところで、全長18mのガンダム、コクピットのある腹部の大きさから考えると、胴体部に格納されるコア・ファイターはやたらちっちゃくないと収まらないわけです。折りたたみを考慮に入れても、全長6〜8mくらいしかないような気がします。映画『トップガン』に出てきた戦闘機、F−14トムキャットの全長が19m。3分の1以下しかありません。 実際、設定も全長8.6m, 全幅6.8mなんだそうな。それでも格納には割と無理があるサイズ、とのこと。 そのサイズで、ホントに飛べるんかいな? その中に、核融合エンジン2基入っていたはずなんだが……。 顔。 どう撮影しても下からにならざるを得ないのですが、割と原作に近い表情かな? もっとも、真正面の同じ高さから撮影したら、ねめ上げるようなつり目なのかもしれませんけど。 顔だけは、ツインアイとメインカメラが光ってるライトアップ時に見たいと思いました。さすがに2回行く気力はないので行かないと思いますが。 そして腕。 8月1日以降は、左肩に東京オリンピック招致のためのマークが入ってしまうのでした。7月の間に行けばよかったよ……! ちなみに招致マークが入る前は、ホワイトベース所属を表す「WB」というロゴが入ってました。 手は割と無骨な作り。あんなんで握られたら、鉄骨に挟まれるのと同じことになりそう。 下半身と足。 見上げてるせいなのか、会場で見てると結構膝から下がどっしりした感があったのですが、写真で見るとそうでもなかったりします。不思議。 脚・足首はすぐ近くから見られることを考慮してるんでしょう、モールドかなり多め。気合が入ってます。 腰アーマーのところ、ちゃんと分割されていて、太ももを大きく上げても腰アーマーが邪魔にならない形になってます。 ま、それでも80度程度しか曲がらないでしょうけどね。前屈とか無理です。まあ、ロボットに前屈させる意味などないですが。 背中、ランドセル。 作りこみすごいです。このランドセルはやたら説得力がある。 微妙にバーニアの部分が左右違う位置に稼動した状態で止まってるのもすごい。 ランドセルのおかげで、バックショットが栄えるわけで。 バックショット。 腕もそうなんですが、膝裏の関節部の部分が、個人的にちょっとね……。残念な作り。 ●ちなみに、これくらいの時間(大体5時10分くらい)になると、公園の木々に住んでいるであろう鳩やカラスが起き出して、3〜5羽くらいで空を横切るのです。 そーいうのと一緒にガンダムを撮りたいと思うのですが、いかんせんこちらはコンパクトデジカメかつ撮影者が素人なので、シャッターチャンスに撮影できないのでした。 撮り逃すわけです、鳥だけに。 …………。 おおよそ夏だぜ。 なんでこんなに冷えるんだ?(by霧雨魔理沙) (追憶編へ続く) |