東京ドームシティでMAGIにクエスト! 賢人同士の互助編

●ということで、またもや来ましたマジクエスト3回目。

 それにしても壬鉄チケットは偉大です。1プレイ1000円が、500円で購入した10ポイントチケットの3ポイント分なわけですから。
 つまり、金額に換算すると、たったの150円。安すぎます。

 この金額じゃなかったら、さすがにゲーム好き、剣と魔法のファンタジー好きなFMMメンバーだって、1〜2回やってお終いにしてたことでしょう。

 返す返すも、偉大なる壬鉄チケット。マジクエスト堪能できるのも壬鉄のおかげだよ!
 再び建物の中へ。


 とはいえ、天舞は前回、ゴブリンキングに手酷く負けてるわけです。しかも3回も。
 3回負けても攻略の糸口がつかめなくて困ったもの。むしろ魔法じゃなく、ショートソードかなんかで直接ゴブリンどつかせろ、と思うことしきり。

 ところがどっこい。すでに2回目の時にゴブリンアドベンチャーをさっくりクリアしているカルアこと壬鉄が言うには、


 「あれ、ゴブリンキングが避けたモーションの最中にもう一度ワンドを振ると、魔法が出てるっぽい


 とのこと。
 そーかー、闇雲に振ったり、「ルーンの文様どおりに振れば発動するのでは!」なんて見当違いの発想で振ったりしても無駄だったってことですね。
 冷静になって考えてみりゃ、対象年齢、ぐぐっと低いわけで。
 それで複雑にワンドを振れってのは無理があるな。

 今度は、壬鉄同伴でゴブリンアドベンチャーへ。
 もっとも、奴はこのクエストを終えてるので、アドバイスしてくれるだけです。

 すでに飽き飽きしている、門番ゴブリンをどかす一連の動作。4度目だもんなあ。
 そして現れる、ゴブリンキング。今度こそ引導を渡してくれる!

 で、壬鉄のアドバイスどおり、キングの避けモーションの時に、もう一度ワンドを振ると、そりゃもういとも簡単にライトニングルーンが発動してですね。
 あっさり勝利できるわけでした。

 ……ひたすらワンドを振りまくった、3回分のあの苦労はなに?


●それにしても、ここまで来ると、全員が慣れたものでして。

 宝箱とか、オブジェとか、くぼみとか、ワンドをかざすとゴールドが手に入る場所などお手の物。
 キリンコーラとなった天舞は、宝箱に向かって、FFXの「近接武器持ってみだれうち使用」のごとくワンドを振って、各宝箱から限界目一杯までゴールドを入手したりしてるわけです。

 壬鉄は一番難易度の高い、ドラゴンアドベンチャーに挑戦してドラゴンと対決し。
 totoは、これまでのプレイの中、何組かドラゴンに挑戦した他のマギの方々が、ことごとく返り討ちにあっているのを見ていて、ドラゴンアドベンチャーは後回しにして、マスターマギ・ルーンという、やたら色んなものを探す必要があるルーンの取得に奔走し始めます。
 で、私もユニコーンアドベンチャー、デュエルマスターアドベンチャーを終え、残すはドラゴンアドベンチャーのみとなったのです。

 そんな中。

 旅行者が立ち寄ったのか、外人さんの3人組(白Tシャツ、眼鏡、黒小太り)がアトラクションの中にやってきまして。
 これがまた、ホントに楽しそーに騒ぎながらプレイしてるのです。

 あー、ほほえましいなあ。

 それこそなにやら叫んで、館内を全力で走って(走っちゃいけないのですが)、あっちこっちと動き回ってるのですが。
 そーこうしているうちに、その中の、一番はしゃぎまわってる白Tシャツの人がやってきまして。

 「スイマセーン、コレ、ドコニアリマスカ?」

 と、自分の賢者の書の、集めるべきマークを聞いてきたのです。
 そのアイテムを集める過程は、すでに1回目のチャレンジでこなした道程。
 こーいうときは互いに助け合うのが正しいプレイというもの。

 とりあえず教えてあげると、そりゃもう喜んでその場所に駆けていく白Tシャツ外人さん。

 いかん、外人さん助けるの、超楽しい。

 60分の時間切れになって、とりあえず建物から出ようと思ってた矢先、その外人さん3人組が端末前で集まってます。マジクエスト、音声も画面案内も全部日本語ですからねえ。
 一緒にいる王国の住人役の案内のスタッフの方も、英語ができないらしく、全部説明を日本語でやりつつ、割と困ってる模様。
 白Tシャツ外人さんと目が合ってしまい。

 こりゃ、助けてやらねばなるめぇ!

 と思った天舞、拙い英語で、どうすればいいのかを教えてあげたら、

 「アリガトウ! ゥオオーッ!」

 と、白Tシャツさんは他の2人を残し、雄たけびを上げつつ上の階へ爆走。すげえバイタリティだ、さすが外人さん。
 ……でも待ちなさい、端末のスタートボタンを押さないと、ゲーム始まったことにならないよ?


●そんなこんなで、外人さんを助けてMMORPG的な楽しさを見出した天舞と。
 今度は逆に、ドラゴンに挑戦して、まったく勝てない壬鉄と。
 マスターマギルーンに挑戦したはいいが、見つけなければならない星が見つからずに「星が……星が……」と呻くtoto。


 時間は夕方5時近く。


 壬鉄チケットは、まだ各人が1回プレイできる分を残しているのです。


 天舞は言いました。
 「もう、もっかいプレイすればいいじゃない!」


  (→8.そしてマスターマギへ編 へ進め)


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