アリアンロッドリプレイ #3−4 |
〜見通しの甘いロクデナシたち〜 持ち物を調整したPCたち。バーゲン品を限界まで手にして運ぶオバチャンみたいです(笑) 二部屋漁って、残り一部屋も漁りに向かいます。 GM:またここが部屋になってて(MAPG)、ガーゴイルっぽい像が。構造は同じです。 フィエラ:(アイヴィーに)十分注意しながら、ぱんぱん撃って(笑) アイヴィー:ぱん。 GM:(前の部屋でトラップが発動したのに、まだ銃で撃つのか)じゃあ……ダメージをちょうだい。 フィエラ:ははははは!(笑) 今度は本物らしい。 アイヴィー:はい(ころころ)。9の……16! フィエラ:じゃあ動き始めたと同時にひらひら中に躍り出ましょう。ひらひらひら〜。 GM:8点抜け。痛いなー。じゃあここからは戦闘ラウンド。 あーあ、ガーゴイルに見える(そしてやっぱりガーゴイル)像を置いておいたら、今回も射撃しやがって。 次から像を出すときは、衝撃を与えると致命的な罠が発動するようにしちゃる! 走りこんできたフィエラですが、出目が3Dを振って1・2・3と腐っていて、あっさり避けられます。逆に2匹から集中攻撃を食らいますが、そこはシーフの面目躍如。あっさり攻撃をかわします。ニルヴァーナの《ファイアボルト》は12点直抜け。アイヴィーの射撃も命中し、いきなりガーゴイルが1匹瀕死の状態です。 2ラウンド目のフィエラの攻撃はクリティカル! 22点ダメージとか言われれば瀕死のガーゴイルに成す術はありません。もう1匹のガーゴイルが仇とばかりに命中させるも、防御力に阻まれノーダメージ。……あとはタコ殴りです。一矢報いることすらできず、PC3人の集中砲火で昇天します。 GM:では、部屋の奥には扉があります。 フィエラ:ん。じゃ……(アイヴィーに)扉に向かって銃を一発撃ってください!(笑) アイヴィー:は〜い。ぱん! GM:撃たれました。扉にがすっと弾痕が開きました。 フィエラ:よし! じゃあエネルギーバリアじゃなさそうだ!(笑) アイヴィー:今度からこれでいこう。 GM:(……うん。次からどのオブジェクトも、ちょっとでも衝撃を加えたら罠が発動するようにしとこう) フィエラ:ばこ〜ん(扉を開ける擬音) GM:そうすると、空中に八面ダイスみたいなクリスタルが浮いてます(MAPH)。 フィエラ:なんだろー? GM:なんでしょう? アイヴィー:ダイスの神様! 一同:(爆笑) フィエラ:やな神様だな(笑) PC3人で判定するも、何だかさっぱり分からず。 GM:空中にふよふよ浮いて、淡い青色の光を発してます。で、ゆっくり回転してます。ラピュタの飛行石みたいな感じ。 アイヴィー:バルス!!(一同爆笑) フィエラ:だめでしょぉぉぉぉぉ!! 崩壊しちゃうでしょこの神殿がっ!! アンタなに言ってんのYO!!(爆笑) アイヴィー:飛行石って言われたら、そう言うのが礼儀ってもんじゃん(笑) GM:礼儀なのかっ?!(笑) とりあえずどうします? フィエラ:もしかしたらコレ回復装置かもしれないから、「最初に触った人だけ回復しました♪」てのも切ないから―― GM:でも最初に触った人に電撃びりびり〜って来るかもしれないよ? フィエラ:それは《プロテクション》で何とでもなるから(笑)。――さて、この青い飛行石に触りたい人。 アイヴィー:う〜んと、サイコロで負けた人(笑) GM:んじゃ2D振って。 フィエラ:おりゃあああああっ!(ころころ)8! アイヴィー:(ころころ)5。 GM(ニルヴァーナ):(ころころ)7! 言いだしっぺが負けました(笑) アイヴィー:んじゃ触りま〜す。 GM:じゃあ3D振って。 フィエラ:ぶは。やな予感が。 アイヴィー:(ころころ)ん〜と……8。 GM:じゃ、8点HPとMPが回復。 アイヴィー:お。らっきー♪ フィエラ:(拍子抜け)……じゃ、1人1回ずつ触れるのかな? GM:光が弱まったような気がする。 続いてニルヴァーナ、フィエラと触って、少しずつ回復。PCたちはMAP@の部屋にできた下り階段を下りてMAPKの部屋へ。本当はここでも戦闘がある予定だったのですが、すでにここまでで3時間が経過。現実時間では午前から初めてすでにお昼の1時30分過ぎです。ラスボス戦もまだだっていうのに。 どうせ戦ってもあっさり倒される程度のエネミーだったので、はしょって奥の部屋(MAPL)に向かわせます(フィエラ:アドリブ効くのがTRPGのいいところ)。 アイヴィー:やっと最深部か。 GM:広ーいところになってだな(MAP描き描き)……こんな感じで……扉があって……で、2,3,4,5っと。 アイヴィー:にゃー?! フィエラ:5体もいるの? 5体もいるのね?! GM:真ん中だけ種類が違うね。左右の4体も、上の階で見た(MAPF)ゴーレムとも形が違う。 フィエラ:[エネミー識別]! [エネミー識別]!! アイヴィー:[エネミー識別]いきまーす! GM:[エネミー識別]するなら戦闘ラウンドに入っちゃうよ〜ん。 アイヴィー:遠くから見るって……だめ? GM:明かりが届く範囲に入れば戦闘です。……(出てくるゴーレムたちのデータを確認し)うわっ! 何こいつ、弱っ! ありえねえ!! フィエラ:よしよし、じゃアタシ真ん中に突っ込んで斬ろう。 GM:布陣は機械人形が真ん中に1、周りに機械人形が4。真ん中の機械人形は行動11なので一番早いです。左右の4体は行動6なのでアイヴィーよりは早いです。真ん中は……近づいてくるのを殴るか。 フィエラ:(ころころ)べろ〜ん。クリティカルで避けました。5体分全部避けてあげる(笑) GM(ニルヴァーナ):じゃ[エネミー識別]、雑魚の方を見ましょうか。(ころころ)雑魚はブロンズゴーレムだね。 フィエラ:(アイヴィーに)強いほうの識別お願い。 アイヴィー:1ゾロ出したらゴメ〜ン♪ GM:ああ、アイヴィーの行動の前にブロンズゴーレムの方が早い(笑)。 ブロンズゴーレムががすがす殴りかかりますが、ちっとも当たりません(GM:どうしよう、今からアイアンゴーレムに替えようかな)。余談ですが真ん中の機械人形の[エネミー識別]は、予告どおりアイヴィーが1ゾロ出したので分かりませんでした。 アイヴィー:……ごめん、ホントに出すとは思わなかった……(笑) フィエラ:プロフェッショナルだキミは(笑) GM:まあニルヴァーナが次のターンに判定すればいいんだけどね。真ん中の機械人形が14と言って攻撃。 フィエラ:(ころころ)びろびろびろびろ〜。 GM:じゃあニルヴァーナが[エネミー識別]しま〜す。真ん中はスティールゴーレムです。で、よく見ると背中に背負子みたいなのを背負ってるねえ。 アイヴィー:げ。 フィエラ:なんだいそれは。 アイヴィー:……要するに、増槽? これでビームを2発以上撃てたり、多弾頭ミサイルが出てきたりとか。 GM:カッコイイ! 採用!(笑) フィエラ:どこのヴァンツァーですか?(笑) アイヴィー:もしくはコンテナミサイルを発射するとかさ(笑) GM:……デンドロビウムなだけですよ?(一同爆笑) フィエラ:ごめんごめん、それエネミーレベルが50とかになるからダメー!(笑) アイヴィー:よし、折りたたみ式のバスターライフルだ! まあ何が入っててもいいんだが、それを食らうのは君らだぞオイ? 種明かしをすると、増槽が正解。スティールビームをもう1発撃てます。そんだけ。 コンテナミサイルにしとけばよかった(マテ) GM:こうなったら、ブロンズゴーレム4体は全員ビーム撃ったれ〜! フィエラ:ああ、すいませんすいません。アタシ殴らせて?(←行動順がブロンズゴーレムより前) GM:ああ、どうぞ殴ってください。 フィエラ:じゃ、MP5点使うから(さっきMAPEで手に入れた短剣の能力。MP5点使用してダメージを無属性の魔法化) アイヴィー:らいとにんぐ・ぶれーど! フィエラ:(ころころ)クリティカルしない中で一番高い出目が出ました。サイコロだけで16あります(笑) GM:避けろと……(ころころ)はい、ダメージ下さい! フィエラ:いってやれ〜! あ、[フェイト]2点使います。 GM:(お。例の短剣装備してる状態で[フェイト]使ったな)じゃ、さらに[フェイト]を1点減らしといて。 フィエラ:……え? さらに1点減らすの?? GM:うん。 実はこの短剣、使用者の[フェイト]を1シナリオごとに1点吸収して使用する能力があるのです。 何に使用するかは……この時点ではまだ秘密。 フィエラ:(キャラクターシートを書き直しながら)[フェイト]残り1点になっちゃった。ドロップ用に2点だけ取っとこうと思ったのに。 アイヴィー:やっぱり、何かあったか。 GM:ではスティールゴーレムへのダメージどうぞ。何点? フィエラ:23点魔法ダメージ。 GM:はぁぁぁ?! 23点直抜けぇぇぇぇ?! 何それ、HP半分だよ! 半分減ったよ!!(一同爆笑) フィエラ:くっくっく(笑) GM:……あのうすいません、ニルヴァーナめんどくさいんでブロンズゴーレム魔法で焼いていいですか? 一同:はい!(笑) MAPDの対スライム戦でも使用した例のコンボ、アイヴィーの《ブレッシング》でダイス1個追加+《マジックブラスト》で範囲攻撃にした《ファイアボルト》が炸裂。なんと今回はクリティカル!! ダメージが7Dにもなって、32点もの魔法ダメージが吹き荒れます。 ――ゴーレムって何で魔法防御力が軒並み0なんでしょう? ビームを撃つ間もなく、スティールゴーレムは取り巻きのブロンズゴーレムもろとも蒸発です。 GM:はい、ドロップ品決定どうぞ!!(やけくそ) フィエラ:アタシ[フェイト]1点しかないから〜。 アイヴィー:わたし[フェイト]4点。 フィエラ:ニルは何点残ってる? GM(ニルヴァーナ):私は2点残ってる。 フィエラ:じゃあスティールゴーレムのドロップはアイヴィーに任せるから、残った[フェイト]は全部つぎ込んで振ってくれ(笑) GM:(お? ゴーレムたちはラスボスじゃないのに、もう[フェイト]つぎ込みを始めちゃったな) アイヴィー:しつもーん。 フィエラ:(聞いてない)で、アタシとニルヴァーナでブロンズ3体にそれぞれ1点ずつ使って、もう1体はそのまま振ろう。アタシが2体振るから―― アイヴィー:(遮って)ちょっと待てちょっと待て。このドロップ品てさあ―― GM:(アイヴィーが差し出したルールブックのドロップ品の項目を見ながら)プレートアーマーとか、重量的に君ら持って帰れるのかね? アイヴィー:わたしもそう思うんだよ。 フィエラ:え?! そんなくだらないものなの? GM:……[フェイト]使うの? フィエラ:でも[フェイト]使わないと経験点増えないよ。プレートメイルって幾らになるの? アイヴィー:う〜んと、1000ゴールド。 GM:ちなみに重量は10です。 フィエラ:置いといてあとで取りに来るのはダメなの? 切な過ぎるよこんなもん(笑) GM:ヨアヒムさんと交渉して下さい(笑) 結局、[フェイト]をほとんどつぎ込んで、得られたものはゴーレムの宝石(50G)×3とプレートアーマー。 GMは「ダンジョンから出た後にボスが待ってるのになあ」と思うのですが……。知ーらない。 GM:じゃあ奥の部屋(MAPM)に入ると、台座にビロードみたいなのがかけられてて、中央に一冊の本がある。ちなみに重量は1ね。 フィエラ:じゃあ、それを持って帰ろう。で、アイテムを取りに往復!(笑) GM:(甘いわ。これからボス戦じゃ)じゃあ往復のため出口まで来ました。と、そこにニヤっと笑う影が3つ。 フィエラ:ヨアヒムくん。 GM:違います。 フィエラ:え?(違うのが意外だったらしい) GM:「やっと出てきたか。さあ、それを渡してもらおうか」 フィエラ:いやぽん。 GM:「じゃあ、別に構わん。君らをズタズタに引き裂いてから貰えばいいだけの話だ」……えー、真ん中に翼の生えた毛むくじゃらのが1体。で、その左右には、前のシナリオで出てきたインプが「やっちゃえやっちゃえ!」「やっちゃえやっちゃえ!」と。 フィエラ:(ぽそりと)……ゴミだ(一同爆笑) アイヴィー:けどドロップ品で[フェイト]使ったのはちょっときつかったかもなー。 GM:ちなみに真ん中のは行動値14。インプは7。 フィエラ:どうせアタシが盾になるから。後ろから例の「ファイアボルトスペシャル」(=《ブレッシング》+《マジックブラスト》で範囲攻撃になった上にあらゆるダイスが+1になった《ファイアボルト》のことらしい)をぶち込んでいただければ(笑) GM:じゃあ、真ん中のが、ぽーんと何かを投げてきます。まだ君らは移動してない同一エンゲージだからね。真ん中に投げてあげよう。 アイヴィー:げ! グレネード?! ってことはアイツか!! GM:7D6の爆発ダメージだねえ。 一同:ななでぃろく?! GM:攻撃は3D+10。(ころころ)25。さあ避けろ。 全員避けられず、ダメージは29点。炸裂してます。物理ダメージなのが不幸中の幸いでしょうか。アイヴィーのみ自分に《プロテクション》を張り9点軽減しますが、後はダメージを普通に食らいます。同じ出目が2〜3回続けば全滅です。フィエラの攻撃は当たるものの2点しか抜けず。 GM:「ここはハゲンティ様に任せれば大丈夫ですね」「大丈夫ですね!」「ははははは!」って言って、インプたちはいなくなっちゃう。さあどうしよう。 フィエラ:散らばってください! GM:ニルヴァーナはどうする? 殴る? 魔法で攻撃する? 《ハンドグレネード》は、[範囲(選択)]じゃないから―― フィエラ:自爆するでしょ? 近づくと、アタシとニルヴァーナを巻き込んで自分も、って馬鹿なことをやらないかぎりは大丈夫ってことだから。 アイヴィー:その代わりアイヴィーのところに飛んでくる。 フィエラ:でも君はプロテクションで防げるから。でニルヴァーナは近づいて魔法! GM:おけおけ。ところで誰も[エネミー識別]をしないので能力値とかは教えませんが。 フィエラ:まあ能力値なんか、だってハゲンティでしょ? って言うことで(笑) GM:じゃあ魔法にしとくか。 アイヴィー:それともブレスコンボやる? フィエラ:君は《ヒール》だ。 GM:《ヒール》がこないと死ぬ死ぬ。 アイヴィー:あ、そか。 GM:(ころころ。計算中)3点しか抜けない。 フィエラ:じゃ殴ったほうがいいね! アイヴィー:遠距離からドタマぶち抜けばいいわけか。 フィエラ:……お前は《ヒール》っつってんだろ!(笑) アイヴィー:分かってるよ!(笑) 今《ヒール》かけるからちょっと待て! GM:ところでハゲンティは空飛べるんだけどね。 フィエラ:ああ、うん。 GM:(空を飛べる意味を分かってないな)[封鎖]関係なく移動できるんだよね。 要するに。 フィエラとニルヴァーナが近寄ってきたところで、自分は離れて《ハンドグレネード》を投げつければ事足りるよ、って話です。 こういう場合は、全員が別エンゲージになるくらいに離れ、なおかつそれぞれが20メートル圏内に(《ヒール》や《プロテクション》の有効範囲が20メートルのため)いるべきです。 GM:まあいいや。遊んであげよう、はっはっは。 アイヴィー:じゃ《ヒール》いきまーす。どっちに先かける? フィエラ:アタシ残り18。 GM(ニルヴァーナ):残り18。 フィエラ:じゃそっちだね。脆いから。 アイヴィー:じゃあいきます。《ヒール》っと!(ころころ)19点! GM(ニルヴァーナ):じゃあ全快。 アイヴィー:じゃ次のラウンド。 GM:じゃあハゲンティから。……《ハンドグレネード》って、《ハンドグレネード》しか攻撃方法がないんだけどこいつ。 アイヴィー:……ちょっと待て。 フィエラ:ダメじゃんこいつ。 基本ルールブックでは、攻撃方法が《ハンドグレネード》しかなかったので、8回投げると攻撃ができなくなるというバグ? みたいなエネミーだったのですが、刊行された『エネミーガイド』ではその辺が修正されてます。 でもこのシナリオをやったときは、『エネミーガイド』が出版するずっと前のことです。 しょうがないので、8発投げ切ったら「ふはははは、今回はこの辺でカンベンしておいてやろう!」と捨て台詞を吐いて逃げることにしましたが――果たして逃げられるものやら。 というより8発の《ハンドグレネード》にPCたちが耐え切れるのか? 1発あたり7D6点のダメージだよ? GM:じゃあアイヴィーに、17といって攻撃。 フィエラ:[フェイト]使って避けてもいいよ(アイヴィーは1点だけまだ[フェイト]を持っている) アイヴィー:意味ない意味ない!(笑) はい当たり〜。 GM:じゃあ7D。いちにいさんしいごおろくなな(サイコロを数える)。で〜ん!(ころころ)……うわ何これ、低ぅ?! 16点だって。 アイヴィー:《加護》入れて、11点軽減。 フィエラ:《プロテクション》いらんな、HPポーション飲んどけ。 GM:軽減して、ダメージ5点ん?! 硬っ!! フィエラ:殴るっ! GM:どうぞ。避けの能力はあまり高くない(ころころ) アイヴィー:……6ゾロ出してますがこのマスター。 フィエラ:がるるるる! 何なの! GM:じゃあニルヴァーナが殴ります(ころころ)――あら、避けられちゃった。 アイヴィー:じゃあHPポーション飲むか。 GM:おう、飲め飲め! 呑ま呑まイェイ♪ アイヴィー:(ころころ)7点回復。 フィエラ:はー、こんなことならポーション飲んどけばよかった。 かなり不利なPC側。これで本気の戦闘を行うと全滅しかねないので、GMのハゲンティはPCを舐めてかかることにしました。飛行でエンゲージを離脱せずにアイヴィーとガチで射撃攻撃対決を行います。飛んでくる《ハンドグレネード》のダメージを《プロテクション》とHPポーションで耐えるアイヴィー、攻撃を繰り返すフィエラとニルヴァーナ。ハゲンティの《ハンドグレネード》の回数も着実に減っていきますが、それ以上にアイヴィーの命が風前の灯です。 一同:《ヒール》! 《ヒール》! アイヴィー:てらりらりら♪ 3Dだから……(ころころ)15点回復。 フィエラ:良かった。さっき食らった分以上回復した。 GM:じゃあハゲンティの番か。 アイヴィー:よし、《ハンドグレネード》残り3発! フィエラ:こいつ、屋根のあるとこで出さなきゃダメ! GM:(ころころ)今回は27点。 アイヴィー:(計算して)16点抜け。 フィエラ:はい《プロテクション》♪ 《プロテクション》♪ もージリ貧だよぉ! アイヴィー:(ころころ)7点止めて9点抜け。 フィエラ:ひー! アイヴィー:とっととブチ殺してくれ! あと3ターン耐えれば何とかなる! フィエラ:《フェイント》!(=命中判定を2回行って、任意のダイス目を選択できるスキル。ころころ×2)6ゾロ出ない、17! GM:それは当たり。 フィエラ:(ころころ)何だよダメージ11点しかない! GM:それは3点抜け。 フィエラ:これ《加護》あってもキビシイ! GM:(ニルヴァーナの攻撃とハゲンティの回避を判定中。ころころ)当たった。ダメージ21! フィエラ:ぶっとばせ、ぶっとばせ! GM:13点食らうのか。うわ、痛い! ものすごく痛かった! アイヴィー:[HPポーション]飲みます! これでポーション0! (ころころ)8点回復! フィエラ:次のラウンドー。 GM:爆弾がもうなくなりそうです(笑) アイヴィー:よし、残りあと2発! GM:ハゲンティ爆弾投下〜!(ころころ)21点。 フィエラ:《プロテクション》で止まる! 気合で止めろ! アイヴィー:《プロテクション》いきまーす! (ころころ)3点抜け! フィエラ:次はMPポーションだね。カツカツの戦いだ! GM:さあどうぞ。このターンでハゲンティ落とせるかな? フィエラ:《フェイント》〜! アイヴィー:ろっくぞろ! ろっくぞろ! 6ゾロ出ろ〜! フィエラ:(ころころ×2)出ませ〜ん! 残念! 14! GM:14? (ころころ)ゴメン避けた。 フィエラ:辛すぎる〜。 GM:(ニルヴァーナの攻撃とハゲンティの回避を判定中。ころころ)ああ、避けられちゃった。 フィエラ:無理です! 逃げられて終わりでしょうコレは。 アイヴィー:[MPポーション]いきまーす。(ころころ。出目10)おお! フィエラ:よし、これで3回分保った。 GM:で、爆弾が―― アイヴィー:よし、残り1発! GM:「ふはははは! ふはははは! 天才爆弾は世界一ぃぃぃぃぃ!」(ころころ)24点。 アイヴィー:《プロテクション》いきまーす。 フィエラ:6ゾロなら抜けるダメージ1点だけ。 アイヴィー:(ころころ。出目6ゾロ) 一同:をををぉぉぉぉぉ?! GM:神が! 神がっ!! アイヴィー:よし! フィエラ:《フェイント》、《フェイント》〜♪ クリティカル〜が(ころころ)でませんね〜! (も一度ころころ)でませ〜ん! 15! GM:8以上! (ころころ)ごめん8。 フィエラ:こーげき当んないじゃんコイツ! ニルヴァーナの攻撃も当たらず。しかしこのボス戦、ホントにフィエラは役に立ってないな(苦笑)。 アイヴィーが念のためフィエラを回復し、さあ《ハンドグレネード》最後の1発のラウンドです。 GM:ラストだ! 爆弾がラストだ! フィエラ:避けろ! アイヴィー避けろ! もう6ゾロしかない! アイヴィー:ろっくぞろ、ろっくぞろ! フォースよ我に力を!(ころころ)出ない〜! GM:(ころころ)あ、しょぼい! (出目を数えて)……はァ? 16しかない!(一同爆笑) フィエラ:ははは、《プロテクション》で止まるぞ! GM:最後の爆弾、情けないぞ?! アイヴィー:(ころころ)8点止め。 フィエラ:てことは――止まった(笑) アイヴィー:じゃ、次わたしも撃つよ。[フェイト]ももうないけど。 フィエラ:コロス・コロス・コロス!(《フェイント》使用でころころ×2)16! GM:(ころころ)当たった。 フィエラ:(消え入るような声で)ダメージ9点しかな〜い……。 GM:それは1点しか抜けない。(ニルヴァーナの攻撃とハゲンティの回避を判定中。ころころ)お! 命中で6ゾロ! 一同:キタ! キタ! キタ! GM:(ダメージころころ)24点。残り10点しかない! フィエラ:(アイヴィー)よし! いけ! 死ね! 殺せ!(一同爆笑) アイヴィー:出目しだいかあ。 フィエラ:ラストショットで殺せ! 気合で殺せ! アイヴィー:(サイコロを持って念じながら)……オール6! オール6! オール6ぅ!(一同爆笑) GM:ええええええええっ?! 無茶言ってるよこの人!(笑) アイヴィー:15! GM:ごめんそれ16で避けてる。 アイヴィー:あ。 GM:じゃあ次のターン、ハゲンティが「爆弾は世界一ぃ、せか……」(ごそごそと身体を探るゼスチャー)「…………」(さらに探るゼスチャー)「……さらばだ! ははははは!」と言って逃げてゆく。 一同:(苦笑) GM:遠距離攻撃持ってる人は1回だけ攻撃できるチャンスを与えましょう。じゃアイヴィー、先撃っていいよ。 アイヴィー:(ころころ)19! GM:だめ、避けらんない。 フィエラ:よし、殺せ! 殺せ! ブチコロセ! あのバカをブチコロセ!(一同爆笑) GM:なんかインプみたいな口調になってるぞ(笑) アイヴィー:(ころころ)ダメージ15! GM:残り3点しかないよ! 一同:魔法だ! 魔法だ! GM:じゃあニルヴァーナが魔法〜(ころころ)あ、全然出目が振るわない。 フィエラ:お〜い。 GM:回避で6以上振ったら、ハゲンティは逃げますのでご勘弁下さい。 アイヴィー:いっちぞろ! いっちぞろ! GM:(ころころ)おおおおおおお、当たった?! 一同:よっしゃあああああ! GM:4Dで11以上が出たら勝ち。(ころころ)あ、ハゲンティ撃墜(一同爆笑) フィエラ:どーん! やー、ナイスだメビウス・ワン(笑) GM:じゃあハゲンティやっつけました。 フィエラ:やったー! 漁れ漁れ!(笑) GM:ハゲンティはすごくいいものを落とします。残念、[フェイト]が残っていれば。判定の出目15以上で「金塊(1500G)」とかいうありえないアイテムを落とすんですが。 フィエラ:15?! 2D6で15はでませんよ?!(悲鳴) GM:でも出目7〜14で「偽賢者の石(400G)」なんで、頑張って振ってみましょう。ごー♪ フィエラ:待て待て待て待て、誰が振る? アイヴィー:…………わたし? 一同:(爆笑) フィエラ:それはちょっとなぁ〜。 さすが、1ゾロに定評のあるアイヴィーの中の人。総スカンですよ(笑) GM:ニルヴァーナはムラっ気のある出目を出してたのでオススメはしませんが。 フィエラ:……アタシかよぉぉぉぉ?! (覚悟を決めてころころ)……8っ!! 一同:おおー。 フィエラ:……じゃ、収支報告をしましょうか。 ということでダンジョンで拾ったアイテムを換金するPCたち。今回は2150Gもの収入です。今回は頑張ったからねえ。 さて、そろそろキャンペーンとして本筋の話になってきました。どうなるかな? (to next scenario!) |