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アリアンロッドリプレイ #6−2

 〜ズタボロ風味なロクデナシたち〜


 入った部屋で巨大な装置を見つけたPCたち。これは上下を入れ替える反転装置なんですが、どうも罠にしか見えないようです。
 調べてないから、現段階ではよく分からないオブジェなので、PCたちはこの反転装置をほっぽって、向かい側の部屋へ。

アイヴィー:じゃあこの部屋を見に行ってみよう。
GM:ここは、武器庫っぽい(MAPの「アイテム保管庫」)。剣とか盾とかが壁に括りつけられてる。で、真ん中にはドラム缶みたいなものがひとつ置かれてる。
フィエラ:相変わらず罠臭のする物体が。
アイヴィー:よいしょ! がちょん(銃に装填して構える)
GM:(よしきた!)あ、武器を構えたのね? そうすると、真ん中のドラム缶みたいなのが「かりかりかり……」と、そちらに向き直ります。こっからは戦闘ラウンドね。
フィエラ:だーかーらー、も〜! だから地雷を踏むなってぇ〜!(叫)
GM:[エネミー識別]はしなくていいの?
アイヴィー:【MP】が少ないからしない。
GM:はいよ。こっちの【行動値】は5です。どぞ!
アイヴィー:行動一番最初のひとー。
GM:一番最初の人は――(フィエラを指差し)そのドジっ娘魔法少女。
フィエラ:魔法は使えません。ドジっ娘であることは否定しませんが(一同笑)
アイヴィー:オマケに眼鏡っ娘属性があれば、誰にでも勝てる!
フィエラ:意味が分かりません!(笑) ……殴りたくないなー、また爆発しそうなんだよなー。
アイヴィー:ドラム缶って、撃つと爆発するもんじゃん。うんうん。
フィエラ:(ころころ)あ、クリティカル。ダメージ4D6だって。えーと、21点。
GM:うん。止まった。
フィエラ:だろうと思ったんだよなー。
GM:ニルヴァーナはどうしてほしい? 殴る? 魔法? 静観? それとも[エネミー識別]?
フィエラ:アイヴィーとニルヴァーナだとどっちが[エネミー識別]の基準値が高いの?
GM:アイヴィーの方が高い。基準値6。
アイヴィー:わたし7!
フィエラ:魔法かなぁ〜。1発撃っておいてもらおうかな。
GM:(魔法攻撃を処理中)……えー、15点が直抜け。
アイヴィー:魔法しか効かないわけか。じゃあ[エネミー識別]行きまーす。13!
GM:お、ぴったり分かった。コイツです(と、マジックキャノンのデータを見せる)
アイヴィー:うきょー?!
フィエラ:【HP】72点……。
GM:大丈夫、「爆発」なんて能力は持ってないから。それよりもダメージを見ておいたほうがいいと思うよ?
アイヴィー:……20+4Dぃ?!
GM:ま、これは物理ダメージだから大丈夫。

 ちなみに現時点でのPCたちの防御能力(物理防御力/魔法防御力)は、フィエラが14/5、ニルヴァーナが10/5、アイヴィーが7/4。さらに《加護》3つ分で、物理防御にも魔法防御にも6点の軽減が存在します。そしてアイヴィーの《プロテクション》の軽減能力が3D6で期待値的には約10点ほど。
 対するマジックキャノンのダメージは20+4D。期待値で考えると実ダメージは34点相当です。攻撃を魔法ダメージにする《魔法弾装填》なんてスキルも所持してますが、期待値のみでの考察なら与えられるダメージはフィエラに4/13点、ニルに8/13点、アイヴィーに11/14点(記載は物理/魔法でのダメージ)。
 魔法化された攻撃がくるとかなり怖いのですが、アイヴィーの《ヒール》1回程度で全快できてしまう程度のダメージ量ではありますね。なので勝敗はアイヴィーの【MP】次第。
 余談ですが、2つ前の部屋で出てきたストームアイの攻撃は《エアリアルスラッシュ》という魔法で、ダメージ9D6=期待値では31点相当。
 今回のコンセプトは「フェザーアーマーと《プロテクション》と《加護》3つのおかげでダメージが抜けないから、フェザーアーマーの物理防御力が関係ない魔法でのダメージor物理防御力すら上回るダメージを」となってます。気は抜けないよ?

GM:じゃあアイヴィーに15といって攻撃!
アイヴィー:11以上で避け。(ころころ)10! 当たった!
GM:惜しい。じゃあダメージは35点。
アイヴィー:うひょう。《プロテクション》使いまーす。11点軽減して11点食らい。やぁべぇぇぇぇ。
フィエラ:魔法化しないとダメージが通らないらしいので魔法化ー。(ころころ)14しかない。
GM:ああ、こっち回避の基本値が2しかないから当たる(笑)
フィエラ:(ころころ)お、高い。19点。
GM:うひー、痛ぇ! 【HP】残り38点。
アイヴィー:……残り38点て(苦笑)
GM:ニルヴァーナは魔法使う?
フィエラ:使いたくないんだけど、使わざるを得ないだろー。アイヴィーはダメージを通す方法が一切ない。
アイヴィー:やっくたたずー、やっくたたずー♪
GM:じゃあ《ファイアボルト》使って――(ころころ)
フィエラ:お! 相手の回避の出目がピンゾロだ!
GM:このゲームは回避がピンゾロでもダメージ直抜けにならないからねえ(=FMMでよくプレイするソードワールドでは、防御レートで1ゾロを振ると一切のダメージ軽減ができない。アリアンロッドにはそういうルールはありません)
フィエラ:……でも、もともと直抜けだしな(笑)
GM:まあ魔法防御力0だしね。ダメージは4D6で――(ころころ)お?
フィエラ:え! ちょっと兄さん! 12点しかないっすよ?!(笑)
GM:とりあえず直抜けで残り【HP】26点。アイヴィーは?
アイヴィー:抵抗に専念(笑)

 それはソードワールド!
 ぶっちゃけ専念しても何の恩恵も得られないので、ここでは待機と同意義(笑)。

GM:じゃあ次は誰を狙うかな。(ころころ)ニルヴァーナ。俺かい! 避けようがない! 20+4Dの砲弾が突っ込んできます!(ころころ)……お?! 何これ?!
フィエラ:きたぁぁぁぁぁぁぁぁっ!(笑)
GM:はい? サイコロ4つ振って、1が二つに2が二つ?
フィエラ:合計6だ、6!
アイヴィー:6!
GM:たった26点?! いや、痛いっちゃあ痛いんですが。(計算して)……《プロテクション》なしでも10点しか食らわない。うそ〜ん。

 結局、次のターンにフィエラの魔法化した攻撃とニルヴァーナの魔法によって、防衛装置のマジックキャノンはスクラップに。ああ、2発しか砲撃できなかったよ。

GM:はい、どっかーん。
アイヴィー:(即座に)土管がどっかん。
一同:…………(笑)

 ものすごく絶妙なタイミングで放たれたアイヴィーのセリフがなぜか全員のツボにクリーンヒット。
 最初はみんなガマンしてたんだけど、こらえきれず爆笑。

GM:……なんかねえ。今のは経験値上げてもいいような気がしてきた(笑)
フィエラ:油断した(笑)。ドラム缶だから土管じゃないじゃん、っていうツッコミもできないくらい笑ってしまった。すごく悔しくなった。
GM:このセッションちゃんと終了したら、その単語に対して経験点をやるよ!(笑)
フィエラ:なんだいこのMVPはよぉ! ありえねぇよ?!(一同爆笑)

 なお、ドロップ品は見事MVPを取ったアイヴィーが振ることに(笑)。

アイヴィー:……なんか、1回ここでぐっすり眠りたい気分なんだけど。
フィエラ:ホントねえ。何とかして休憩したいよ。
アイヴィー:HPポーションけっこう持ってるから使おうか?
GM:(キャラクターシートを見て)ああそうか、アイヴィーはポーションの回復効果が上がるスキルを持ってないのか!
アイヴィー:そういうこと。
フィエラ:そういうの取ってから転職すりゃよかったのに。
GM:もう転職しちゃったから取れないもんね。
フィエラ:だから《ガンスミス》とか上げてないで、《エリクサー》取ればよかったんだよ! がんがんがん!(折檻)
アイヴィー:いたいいたいいたい!(笑)

 ポーション類を使って、受けたダメージや消費した【MP】を回復しようと考えるPCたち。
 こりゃポーションの切れ目が命の切れ目になりそうだ。

フィエラ:あ! GM、ポーションの回復ロールは判定ですか?(=ダンサーの自動取得スキル、1つの判定に対し1回のみ+1D6できる《ダンシングヒーロー》でポーションの回復量が増やせるかどうか、ということ)
GM:……判定じゃないと思うよ。
フィエラ:そうだよねえ……どうしよう、ポーションの効果にフェイト使おうかな〜?!(じたばた)
アイヴィー:ふぇいと、ふぇいたー、ふぇいてすとー。
フィエラ:(ハリセンで)ばぁん! ばぁん! ばんばんばん!(一同笑)
アイヴィー:今の面白くなかった?
GM:面白くなかった。さっきのMVP取り消してもいいくらいの発言だった(笑)
フィエラ:あ〜《レストタイム》(=安全な場所で【HP】【MP】を回復できるスキル)が欲しいなあ。とりあえず使えそうなものをこの部屋で漁るか。
GM:じゃあ、この部屋では、店売りのアイテムなら何でも1個手に入れることができます。ただし【幸運】判定で成功すれば、ね。難易度は物によるからね、欲しいものを言って下さい。
アイヴィー:(即答)ウェポンケース!
フィエラ:って、ウェポンケース手に入れてどうするの? 替えの武器ないんでしょ?
アイヴィー:いや、しまった銃を、何の支障もなく出せればいいなー、と。
フィエラ:ウェポンケースってそういうもんじゃないんだよ。
GM:うん。武器ひとつを重量0として所持できるだけの話。
アイヴィー:……意味ないじゃ〜ん!

 まあ、#6の冒頭で言っていた「銃を装備しない」状態で、所持品重量を圧迫しないってだけの話です。
 確かに【行動値】に−5はつかないけど、それが消えても行動順は変わらないからねえ(フィエラが10、ニルヴァーナが8。−5が消えたアイヴィーは7)。

GM:店売りのものなら基本的になんでもあり。ハイMPポーションとかも手に入る可能性がありますよ。
フィエラ:え、じゃあエクストラMPポーション(売値1万5000Gの超高額ポーション)とかに挑戦してもいいんですか?!
GM:うん。店売りだから大丈夫です。
フィエラ:……どのくらいの目標値を要求されるか分からないんだよなー(笑)
GM:(PCたちが現状で欲しそうなアイテムをルールブックから探している。ぺらぺら)
フィエラ:ハイMPポーションにしようかなあ。武器や防具を狙っても意味がないんだよなあ。
GM:あ、ルールブックとかに載っていても、マジックアイテムはなしね。

 何を入手しようか、悩む一行。

GM:(サプリメントの『ドレッドダンジョン』をぱらぱら。ん、これは現状一番欲しいアイテムだな)「魔法のテント」だけはありでもいいよ? キャラクター全員の【HP】と【MP】を、それぞれCL+1D6点回復することができる。

 余談ですが、このシナリオを行った段階では「魔法のテント」はマジックアイテム扱いでしたが、『アイテムガイド』では一般アイテムになりました。
 なお、本来は「セーブ(=シナリオを中断し後日プレイする)する際に使用」となっていますが、ここでは例外的に継続してプレイしています。詭弁を用いれば「シナリオを中断して、即座に再開」ってことです。

フィエラ:どのくらいの難易度になるんでしょう?
GM:それは教えられません(笑)
アイヴィー:でも、今の状況では絶対欲しいよ。
フィエラ:絶対欲しいね。……チャレンジしてみる?
GM:あ。《ダンシングヒーロー》、【幸運】判定だから使えるよ?
フィエラ:使えるの?! じゃ《ラッキースター》に《ダンシングヒーロー》使ってダイス増やす!
アイヴィー:フェイトも! フェイトも!
フィエラ:いや、さすがにそこまでじゃないと思うんだけどー。
GM:(んー。ま、けっこういいものだし、基準10+2Dくらいの難易度にしとこうかな? PCたちの【幸運】は大体3、さらにダイス足されてるからどっこいどっこいだろ。ころころ……出目は4? てことは14か、ちょい低めだな)はい、どうぞ。
フィエラ:えい!(ころころ。出目を見て)……無理。
GM:いくつ?
フィエラ:うーんと……14しかない。
GM:あ。ぴったりだ。
一同:ぃやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!

 もしエクストラMPポーション狙うようだったら、難易度の基準値をものすごい数にしとくつもりだったけどな(笑)。
 ニルヴァーナがMPポーションを、アイヴィーはハイMPポーションを手に入れました。
 ちなみに武器庫を漁るとウェポンイーターを出すつもりだったんですが、まだ半分も探索してないのに1時間以上が経過してしまったので、とりあえず出すのを中止。ま、中途半端に出して武器や鎧を食べられようものなら目も当てられない状況に陥るし。
 ……で、アイテムを手に入れたら、当初は回復も行う予定だったのに、回復し忘れて探索を続行してしまう一同(苦笑)。基本的にこの館のエネミーは気合入れてかからないときっついバランスになってるんだけどなあ。しーらない。

フィエラ:じゃあ、残る部屋を探索する。こっち(MAPの「上下反転装置」)。
GM:そうすると、この部屋にも前に見たのと同じオブジェがあるんだな。真ん中に赤い球体があるやつ。ここも、球体は赤く光ってます。
アイヴィー:ん〜。何もしません。何かすると、何か起こりそうなんで(笑)
フィエラ:そういえば[アイテム鑑定]とかで何か分からないの?
GM:うん、できるよ?(まあ何だか分からなくても支障はないし。難易度高めでいっとこ)
アイヴィー:(ころころ)7の……13!
GM:それじゃちょっと分からないなあ。
フィエラ:(アイヴィーが判定に失敗したのでちょっと考えて)……6ゾロ狙ってみよう。えい!
アイヴィー:ろっくぞろ、ろっくぞろ♪
フィエラ:(ころころ)6ゾロ!(笑)
GM:(うは、マジで宣言どおり出すかな、6ゾロ)うわー、分かってしまった。上下反転を制御していると思われる。
フィエラ:やった〜!(爆笑)
アイヴィー:すげー(ぽかーん)
フィエラ:ここ一番で振ってみた!
GM:では、フィエラの頭の中に、「……そういえばコレ、前に見たことあるな」、と。
フィエラ:なんでだよ?!(笑)
GM:え、あなた[ライフパス]が「記憶喪失」なんじゃないの?
フィエラ:……あ、そうか! そうだ! すっかり忘れてた! 記憶喪失だった?!(一同笑)
アイヴィー:おいおいおいおい!
GM:何かデジャ・ヴュが。「これは、どこかの実験室で見たことが」
フィエラ:……あれを、どうにかすると、ここの重力場がひっくり返る……(はっと気づいたように)なんでこんなこと知ってるんだろ(笑)
GM:さあ。なんか、変な伏線ができたよ?!(笑)
フィエラ:何かイヤな設定がついちゃったよ?! やだよー、死亡フラグだよー(笑)

 出目によって唐突に生まれたこの設定。今後のシナリオにどう生かそう(苦笑)。

GM:真ん中の球体を触ればON・OFFできそう。
アイヴィー:よし!
フィエラ:ひとつだけ言っておきます。非常に気をつけながら触ります(笑)

 TRPGは言葉のやりとりでゲームしてますからね。こういう宣言してないと、意地悪なGMによっては「あ、警戒しないで触ったね?」と非道い目にあうことも、ままあったりします。
 ――や。そんな目でオレを見んな(笑)。

GM:そうすると、真ん中の球体の光が消えて、黒くなります。
アイヴィー:(拍子抜け)……で? 終わり?
GM:終わり。
フィエラ:もう一個やれってことか。
アイヴィー:だね。
フィエラ:じゃあもうひとつも触った。
GM:じゃあ、部屋を出ると、普通の1階・2階の構造になってます。今いるところがもう2階。
アイヴィー:おおー。
フィエラ:変わったことすら分からないわけね。……(何かひらめく)分かったよ?!
GM:ん?
フィエラ:対象のように作ってあって、実はからくり仕掛けでばったんとひっくり返ってるとか、そういうことでしょ!

 そいつぁ考えすぎです。
 ともあれ、上下が元に戻ったのでPCたちは1階に降りて探索を続けます。

フィエラ:じゃあここ(MAPの「豪奢な寝室」)から。
GM:そうすると。ドアを開けると寝室っぽいね。入る?
フィエラ:う〜ん……罠を調べてみようか。
GM:(シナリオを見て)あ、これはドアが開いた段階で発動するから、[危険感知]だな。
フィエラ:《ダンシングヒーロー》使っとこう。18!
GM:お、ぴったり! そのまま入ると「ガムテープシューター」が発動する。魔術を封じるお札が飛んできて、魔術が使えなくなる。【敏捷】で12以上があれば避けられるし、避けられなくても【MP】10点消費すればお札をはがせるよ。
アイヴィー:だああ! イタイイタイ!
フィエラ:解除できるんでしょ?
GM:できるけど、部屋の中から「うらめしいぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁ……」って叫ぶ何かが出てきました。
アイヴィー:うらめしや。裏、飯屋。表、蕎麦屋。横、火葬場。
一同:…………。
GM:経験点マイナスだな(一同笑)

 今日のアイヴィーはルーニー度がめちゃくちゃ高いなあ。どうもギャグでMVP取ったせいで、二匹目のドジョウを狙ってかアイヴィーがギャグを連発してるような気がします。
 いや、さすがにさっきみたいな爆笑は取れないと思うんですが。さっきのだって妙なツボに入っただけだと思うし。

フィエラ:このゲーム、幽霊も斬れるんでしたっけ?(=ゲームによっては、幽霊は実体がないので物理的な攻撃が効かないことがある)
GM:うん、斬れます。
アイヴィー:じゃあ斬ろう。
GM:こっちの【行動値】は9なんだ。そっちが先だ。
フィエラ:普通に殴ってみようか。16。
アイヴィー:頑張ってや〜。ぱたぱたぱた(応援)
GM:ああ、当たった。
フィエラ:えい! ダメージ19点。
GM:止まるよ。「うらめしや、くちおしや、このチビスケは私にはむかってきた! うらめしや!」って、フィエラに《ファイアボルト》。16。
フィエラ:3Dで10以上。チャレンジしてみよう。えい!(ころころ) ……無理でした。
GM:じゃあダメージが6+7D……30点の魔法ダメージ。
フィエラ:てことは19点。いてー。えーと、残り【HP】13点。次も魔法だと死ぬなあ。
GM:じゃあニルヴァーナは、アイヴィーに[エネミー識別]を任せるんで、ラウンドの終了まで待機。
アイヴィー:[エネミー識別]いきまーす。(ころころ)15。
GM:15?! 1足んねえ(ありゃ、予想外だ)。じゃあニルヴァーナは、さっきフィエラが攻撃してもダメージが通ってないようだったから、魔法を使うか。《ファイアボルト》! 4Dで12点……3点しか抜けない。
フィエラ:は?!(驚愕) やばいような気がする。

 次のターンで[エネミー識別]が成功。ここで出てきたエネミーはスペクターです。【HP】はさほど高くないのですが、防御力が35/9(物理防御/魔法防御)なので、魔法攻撃でもダメージがさほど抜けないという凶悪なエネミーです。攻撃の破壊力は前に出てきたストームアイやマジックキャノンと比べると若干低いのですが、前の2つと比べると防御能力が段違い。
 対して、フィエラの魔法化攻撃も、ニルヴァーナの魔法も、イマイチ出目が振るわないのでちまちまとしか抜けない。特にニルヴァーナは《ファイアボルト》のレベルを上げなかったことが大きく響いています。さらにアイヴィーの【MP】がついに一桁! さっき回復しておけばよかったのに。

フィエラ:……倒せないんだけどこのスペクター。
GM:(誰も出くわしたエネミー全て力づくで倒せなんて言ってないぞ?)君ら、これはコンピューターゲームじゃないってことを何故思い出さないんだろう?
フィエラ:スペクターって幽体でしょ? 扉を抜けてくるんじゃないの?
GM:そんなことは一言も言ってないよ。データにもそんな能力の記載はないし。
アイヴィー:まあ、物理攻撃が効く時点でなあ。ここは一回引いて、MPポーション飲んでもう一度突っ込むって手もあるってことだよな。
フィエラ:扉のトラップ(=ガムテープシューター)って部屋の中に発動するんだろ? 発動すれば、スペクターも黙るんじゃないの?
GM:さっき[エネミー識別]が成功したときにステータス見せたよ? まあ、もう一度読みたまへ(といってスペクターの掲載ページを提示)
一同:……《トラップ無効》。
アイヴィー:なるほど、だからこそトラップの中に放り出しておいても大丈夫なわけだな。
フィエラ:……退却。

 さすがに消耗した状態では倒しようがなく、部屋から脱出するPCたち。
 まだ未踏破の扉が5個、そしてさらにボスに続くと思われる扉がひとつ!
 ちょっと厳しめのマスタリングをしてはいますが、ホントにPCたちは生きてこの館を出られるのか?

(続く)


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