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アリアンロッドリプレイ #8−2

 〜調べて回るロクデナシたち〜


 中央にやってきたドラゴンを見たものの、そのドラゴンの強さがさっぱり分からないPCたち。
 倒せる相手なのか、それとも返り討ちにあう強さなのかを調べるべく、商業区へと足を踏み入れました。
 ということで、商業区の10へ移動。

  

フィエラ:ドラゴンについて調べたいよ。
GM:はい、どうぞお調べください。【幸運】判定をしてくださいな。
アイヴィー:エネミー識別は使えない?
GM:エネミー識別はまだ。まずは、調べられるかどうかの判定だから。

 とりあえずドラゴンの生態とかに関する文献を見つけて、再びエネミー識別を試みてみるものの――

アイヴィー:《エンサイクロペディア》も使おう。(ころころ)ぐはっ! 15!(笑)
フィエラ:さっきエネミー識別したときと変わらないじゃん!

 文献を見つけて調べられた分のボーナスをプラスしても、ドラゴンがなんだか分からない(苦笑)。おかしいなあ、《エンサイクロペディア》使うとキャラクターのレベルが基準値に足せるんだが……さっきと達成値が変わってないぞ?

GM:エネミーガイドに載ってる、竜の項目で、レベルが一番下から一番上までのどれかだと思った(笑)
フィエラ:ドラゴンパピーじゃないことぐらいは分かった!(笑)
GM:さて、じゃあドラゴンへの防衛部隊の攻撃は(ころころ)――あ、全滅してるや。第2陣が攻撃してくれることを祈ろう。
フィエラ:すいません、あのドラゴンについて知ってそうな人はいませんか?(笑)
アイヴィー:ああ、そうだ。師匠のとこに行ってみれば!
GM:師匠のいる神殿は14だよ?
フィエラ:師匠はたぶん、孤軍奮闘してるよ。学者とかがいる場所を教えて欲しかったんだよ!
GM:(ま、分かんなくてもシナリオ進行には何ら支障はないんだけど……それだとPCたちは悩んで動かなくなるかもしれないしなあ)んじゃ、あとはもうひとつの商業区かな?
フィエラ:9番か。
アイヴィー:んじゃ、そこに行ってみよう。
フィエラ:う〜ん、回り道をしているような気がしないでもないが、とりあえず行ってみよう。敵の正体が分からんことには、話を進展させようがない!
GM:じゃあ、その前に防衛の状況を……(ころころ)ああ、だめだ! 第2陣はまだ来ていません!
フィエラ:ドラゴン超げんき! どうすんだよ、「街の警備隊は全滅した、残ってる冒険者はアンタらだけだ!」……じゃあアタシら逃げるわ、ぐらいの勢いで(一同笑)。テニアさようなら!
GM:え〜?
フィエラ:悪いんだけどねえ、アタシらも命が惜しいから手に負えないものにまで突っ込む勇気はないわ(笑)

  

GM:じゃあ、9に移動しました。
フィエラ:ということで、この地区にいる学者っぽい人を探すっ! また【幸運】判定かい?
GM:そうだね。今回はもうちょっと緩くしてあげよう。
アイヴィー:(ころころ)10!
フィエラ:(ころころ)1ぞろぉ〜?!(悲痛な叫び)ホントこのギルドマスター、役に立たないお!
GM:じゃあアイヴィーは、神殿に講師で招かれることがあったモンスターを研究してる先生の自宅がこの辺だと思い出した。
アイヴィー:じゃあ行ってみる。こんこんこん、すいませーん!(ドアを叩く)
GM:(先生になって)「……はい、なんでしょう?」
アイヴィー:いま、神殿のほうでドラゴンを見たんですけど。赤くてでっかくて、こうこうこういうような(身振り手振りで説明ゼスチャー)形状なんですけど、なんかしら心当たりありますかねえ?
GM:……その説明で伝わるかなあ(苦笑)。えー、じゃあ伝わったかどうか、【知力】判定をしてごらん。
アイヴィー:これで失敗したら……。
フィエラ:……嫌な予感がする。
アイヴィー:フォースよ、我に力を!(祈って思いっきりサイコロ投擲)
フィエラ:いや念じるなって、頼むから。念じると碌なことがないから(一同笑)
アイヴィー:いや、今まで碌なことがないから、逆に好転するかも!
GM:そうなのか?(笑)
フィエラ:おまえ、念じる度にひどい目にしか遭ってないだろ(笑)

 とりあえず先生には話が伝わったようで、スモールドラゴン(15レベルエネミー)じゃないか、と分かります。

フィエラ:束になってかかって、ギリギリの相手なんだがなあ(笑)。ホントにギリギリなんだが。
アイヴィー:弱点とかは?
GM:スモールドラゴンは火属性だねえ。うちのパーティ、魔法攻撃は火属性しかないなあ。
一同:…………。
GM:ブレスのダメージは15D6です。
アイヴィー:どっちみち、手に負えん、と。
フィエラ:正面からやりあってたんじゃあ、無理だ、と。
アイヴィー:正面からやりあわなきゃいいわけだ。でっかいバリスタ用意して、撃っては逃げ撃っては逃げするか(笑)
フィエラ:遠距離から、古代の魔法装置かなんかでどかーんと狙撃してはきゃ〜って逃げるか(笑)。そういうのがテニアにあればいいんだけど、なさそうなんだよねえ。
GM:(さて、単位時間のタイムラインで発生するイベントが――)さて、君らがそんな話をしていると、だ。ボガーン、と大きな音がします。で、この大きな爆発音がしたのは、真ん中の14じゃないような気がする。
アイヴィー:ほあ?(困惑)
GM:こっち(地図の8を指差して)のような気がする。
フィエラ:……この地区の中で、高い建物はないかなあ? 屋根の上でもなんでもいいや、隣接エリアが見渡せればなんでもいい。
アイヴィー:じゃ、この先生の家の屋上は?
フィエラ:それでいいや。屋上昇らせて? 神殿以外で、何か煙が上がってるとか。
GM:神殿以外だと、8で煙が上がってるかな?
フィエラ:隣か。じゃあ、その辺の目星をつけて、煙の上がってるところに行ってみようかねえ。
アイヴィー:(屋根の上のフィエラを見上げて)何かあったー?
フィエラ:(屋根の上から)隣の地区で燃えてるー。商業地区じゃないとこー。
アイヴィー:中心でもないところね? じゃあ行ってみよう! ……けど、スカートで上に上るのは止めなさい?
GM:スカートだったのか?!
フィエラ:何を言ってるんですか! このスカートの中は、パンツのようでパンツではないんです! パンツじゃないから恥ずかしくないもん!(笑)
GM:じゃ、ドラゴンへの攻撃はどうなったか? (判定ころころ)お、来た来た! 2部隊到着。ダメージが……お! 高い!
アイヴィー:誰かガンランス持ってこい! あれだったら何とかなる! かも?

  

GM:はい、じゃ8に着きました。
アイヴィー:煙の上がってるところに近づいてみる。
GM:そうすると、工場みたいなのが立ち並ぶ通りの下に、地下へ入るためのハッチのようなものがあるんですが。そのハッチが開いてて、そこから煙が出てるねえ。
フィエラ:なんだ? テニアの中へ潜れるハッチか?
アイヴィー:銃を構えながら、そのハッチへ近づいてみよう。
GM:ハッチの中へ入りました。中は暗いですねえ。
アイヴィー:……これ、灯りつけて大丈夫なのかなあ? 火を近づけたら「ぼんっ!」とかって爆発しないだろうな?(笑)
フィエラ:う〜ん……。とりあえず、一回外へ出て、たいまつをつけて近づけてみようか。ガスが充満してるってことがあるかもしれないし。
アイヴィー:ガスが下のほうに溜まってて、穴の底に行った瞬間どかーんっていかないかな? それが致命傷になって、テニアが崩壊したり。「ぅあああああ!」ずずずず〜ん!(崩れる擬音)
フィエラ:そんときはそんときだろう?!(笑)
GM:ハッチの中は、別に引火したりしなさそうだね。パイプだのダクトだのが壁を這ってるんですが、そのパイプにクサビ上の魔法装置のようなものが設置されてて、その装置が壊されてる。その壊れた装置から煙が出てますね。
フィエラ:むぅ〜?(困惑) これはもしかして、テニアを浮かせてる装置なんじゃね?
GM:さあ、それは分からないなあ。
フィエラ:可能性は否定できないな……近くにアルケミストは?!
GM:(アイヴィーを指し)元アルケミ。
アイヴィー:(ぼーっとしてる)
フィエラ:やる気なさそうだな(一同爆笑)
アイヴィー:知力は高いぞ?! 7だぞ?!
フィエラ:これが何なのか調べてみろよ!
アイヴィー:りょうかーい。(ころころ)6ゾロ!
GM:おお凄い! 6ゾロかよ!
フィエラ:クリティカル成功じゃないか。
GM:うん。これは、“何かにエネルギーを供給するための魔法機械”なんじゃないかと思う。

 実は、ここでGMは意図的にこの機械について、あえて「PCが誤解するであろう」言い方をしています。
 や、間違ったことは言ってませんよ。6ゾロで成功してますから。

GM:で、パイプやらケーブルとかを切断してるわけじゃなくて、その機械が壊されている。
フィエラ:ぬお〜?! この地域に、ここのメンテナンスをしている奴はいないのか? そいつを探してみよう。
GM:探し回ったんだけど、「ここを管理しているのは神殿の管理部の人たちだから、ここには住んでないなあ」
一同:ぬあー?!(悲鳴)
フィエラ:でも神殿の管理部の人たちは避難してるはずだよなあ?
GM:「どこに避難しているかまでは……」

 そのままPCは辺りで【幸運】判定をして聞き込みを継続。
 ドラゴンへの対応のために右往左往してテンパってるテニアの警備隊から話を聞きだしましたが、管理部の人たちは、14の都市中心部で立て篭もってるか、外周のどこかに避難しているかのどちらかだとしか分かりませんでした。
 聞き込み途中でまた爆発音が起こるも、今度は爆発したところが街の中心を挟んだ向こう側で、高いところに昇って物見をしても、どこで爆発したかは分からずじまい。
 その間もドラゴンとガチンコ勝負を繰り広げる防衛部隊は頑張ってドラゴンへの攻撃を続けます。
 さらに1部隊が到着して、都合3部隊がドラゴンへ猛攻を開始。大ダメージを与えました。

  

フィエラ:……どうしよう。探すにしても、外周に出るメリットが薄いんだよね。
GM:(PCたちの場所と、行動の単位時間タイムラインを確認)君らは8にいるんだよね? そしたら、イベントが起きます。8で聞き込みしつつうろうろしていると……【感知】で判定してください。
アイヴィー:【感知】は低いんだ……(ころころ)9。
フィエラ:10〜。
GM:8以上あれば分かる。そうしたら、怪しげな一団を見ます。エネミー識別をしてください。ちらっと見かけただけなんで、1回だけチャンスをあげよう。
アイヴィー:ん〜と、じゃあ《エンサイクロペディア》使う!
フィエラ:MPがどんどん消耗させられていく!
アイヴィー:でも、ここで使わないとやばくない? わたしのことだから、どんな目振るか分からないし(笑)
フィエラ:うん、そんな感じがする。アタシもいちお、振るだけ振っておこう。
GM:ああ、アイヴィーは《エンサイクロペディア》使うと、クラスレベルが足されるから基準値で12あるのか。1ゾロじゃなきゃ分かるな。まあ振ってください。
アイヴィー:(ころころ)

 アイヴィーの振ったサイコロの出目、片方が1で「すわ1ゾロか?!」とヒヤッとしたりしつつ(苦笑)、怪しげな一団の先頭が、妖魔のヴァンパイアじゃないか、と気がつきます。

フィエラ:ああ、ヴァンパイアと、その仲間っぽいのか。
アイヴィー:ヴァンパイアと愉快な仲間たち。
GM:どうする? その一団を追うかね?
一同:追ってみよう!
フィエラ:あまりにも怪しすぎる。
アイヴィー:まるで国会議事堂の前にいるビン・ラディンくらいに怪しすぎる(笑)
GM:……(苦笑)。意味が分からん。
アイヴィー:だって怪しいじゃん! 捕まるじゃん?!

 ヴァンパイアが引き連れる怪しげな一団を追跡するPCたち。と、一団は先ほどPCたちが確認した地下ハッチに降り、中の機械が壊されていることを確認して、出てこようとします。

アイヴィー:……やる?
フィエラ:問答無用でフルボッコにしてみようか。
アイヴィー:で、運よく生きてたら尋問してみよう。
フィエラ:ひどいにもほどがあるな(棒)。「お前ら、そこで何しているー!」
GM:(あれ、誰何するの? 出口で不意打ちするんじゃないのか?)「ちっ、見つかったか?! 仕方ない、ここで口を封じるぞ!」と、後ろに引き連れた一団とともに襲い掛かってきます。動物が4体と、ヴァンパイア1体。
アイヴィー:動物4体、なんだろ?
GM:はい、こっからは戦闘ラウンドに突入しまーす!

 アイヴィーがセットアッププロセスで《エンサイクロペディア》でヴァンパイアの後ろにいる動物4体を識別、「トンネラー」というドリル付きモグラと看破します。
 行動の順番は、「フィエラ(10)>ヴァンパイア(9)>ニルヴァーナ・トンネラー×4(8)>アイヴィー(2)」となってます(カッコ内は行動値)。
  

フィエラ:ドリル付きモグラ……なんというロマン。とりあえずボッコボコにしまーす。
GM:今のところ、ヴァンパイアもトンネラーもひとまとまりのエンゲージです。
アイヴィー:どうする? 雑魚から潰す? てっぺんから潰す?
フィエラ:てっぺんから潰そーかなー。
アイヴィー:りょうかーい。じゃあこっちもてっぺんを狙い打つねー。
フィエラ:じゃ、そのエンゲージにするっと入って……。移動して、《ファイアステップ》使用して終わりかな。
GM:あいよ。じゃあこっちか。そうしたら、ヴァンパイアは目の前にきたフィルボルを攻撃しよう! 22と言って攻撃!
フィエラ:結構大きいな……(ころころ)無理です!
GM:そしたらダメージが……21点の魔法ダメージ。
フィエラ:16点抜けます!
アイヴィー:《プロテクション》かけます! てぃらりらりら♪ 12点軽減。
フィエラ:4点抜け。いたい。
GM:次、行動値8でPC優先、ニルヴァーナが動けるけど……何かしたほうがいい?
アイヴィー:そのトンネラーってモブ?
GM:いや、モブじゃないです!

 モブなら《トルネードブラスト》で蹴散らすことも可能だったのですが、モブでない相手には通用しません。とりあえずニルヴァーナが《マジックブラスト》で拡大した《ファイアボルト》をヴァンパイアとトンネラーのいるエンゲージに使用し、(めんどくさいので1回振りで全体へのダメージを決定した)16点が敵へ降り注ぎます。ヴァンパイアもトンネラーも魔法防御力は低いため、まとめて大ダメージ。

GM:トンネラーはどうしよっかなー。……目の前にいるのを攻撃してみようか?
フィエラ:……4体全部来るのかよ?!

 とはいえ、回避の高いフィエラのこと。3体分の攻撃は華麗に回避、残りの1体の攻撃も、たった1点しかダメージ抜けず(フィエラ:あれ? 《加護》の分忘れてた。さっきのヴァンパイアの攻撃もダメージないじゃん)。

GM:ダメージ抜けない?! じゃあ、次はトンネラーの攻撃はエネミースキルの《防具破壊》をさせよう。
フィエラ:なんてひどい?! アタシの防具を壊すな!(笑)
GM:じゃ、行動値2の人。……行動値2の人〜! そこでアイテムガイド読んでないで!
アイヴィー:や、戦闘から置いてかれてたもんで。じゃあヴァンパイアの額を撃ち抜きま〜す!
フィエラ:いや、ヴァンパイアは当たらなさそうだから、トンネラー撃ってくれると助かるんだけどなー。
アイヴィー:じゃ、トンネラーA。当たった? じゃダメージ21点。
GM:21ぃ?! でかっ!!(悲鳴) 14点くらう。

  

フィエラ:じゃあ、目の前の面白い人を《フェイント》+《ソードダンス》で殴ろう。(ころころ×2)ぎゃー、2回振っても出目が大したことねー! 19。
GM:19?! 避けられません!
フィエラ:でも、ダメージへこいんだよな……。(いろいろ計算して)28点。
GM:は?! 28点?! 18点もくらって……残り19点? ヴァンパイアもう死にそうだよ?(一同笑) ……くそ、そしたらヴァンパイアの持つスキル《ドレインパワー》で攻撃してやる。当たればHP回復! 18と言って攻撃!
フィエラ:3D6で11以上で回避……(ころころ)あ! 出ない!
GM:よっしゃ当たった! 魔法ダメージで22点!
アイヴィー:《プロテクション》〜。行きまーす。ぴらりらりら♪
フィエラ:これでダメージ0だったら面白いね。
GM:うん、ダメージ0だったらさみしいねぇ。
アイヴィー:う〜んと、14点軽減!
フィエラ:止まったね(一同笑)

 その後、再び《マジックブラスト》で拡大された《ファイアボルト》がエンゲージに降り注ぎ、たかが2レベルだというのに出目が6と4ばかりの大ダメージによってヴァンパイア一団ぼろぼろ。
 必死にトンネラーズが《防具破壊》を試みるも、フィエラがフェイトまでつぎ込んで回避、回避。
 トンネラー1体が後衛に向かうも、《加護》のおかげでPCにはダメージが抜けません。
 アイヴィーの銃が火を吹き、次ターンで再びフィエラが攻撃し、ヴァンパイア死亡。
 残るトンネラーもフィエラに《ドリルアタック》を当てたり、クリティカルを出したりして善戦するも、各個撃破されていくのでした。

フィエラ:よーし、じゃあ虫の息のヴァンパイアに「おらおら、貴様なにしてたんじゃボケ」と聞く。

 いや、虫の息だからもう答えられないよ(苦笑)


(続く)


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