誰がために奇跡の鐘は鳴る 〜第二の音〜 |
誰がために奇跡の鐘は鳴る 〜第一の音〜 はコチラ。 ミルナキアを止める儀式のために集まったプレイターたち。大混雑の中、儀式は成功するのだろうか……? ラム・ブラーエ:それじゃあ、…そろそろ始めようか 不可侵領域に唐突に出現するポリン。ターゲットとして選択できず、ペット扱いのように存在します。 そして、その周りで巻き起こる、聖職者たちの大合唱。 不可侵セルに召喚されたポリン(かなり見づらいですが……)を囲んで、儀式の開始 不可侵セルを中心として、グロリア、グロリア、グロリア……これだけの人数がいると、さすがに荘厳ではあります。 と同時に、これがどれだけパソコンに負担をかけることやら(苦笑)。普段ならエフェクトをOFFにしてしまうところですが、せっかくスクリーンショットを撮るのに、肝心のグロリアが台詞だけでエフェクト写ってなかったら寂しすぎます。 もってくれ、私のPC……! ラム・ブラーエ:ルナーシェ、準備はいいか? ルナーシェ:はい ルナーシェ:あの、皆さん…こんな事に巻き込んでしまって ルナーシェ:ごめんなさい! ルナーシェ:でも、私…この儀式が終わって ルナーシェ:皆さんと笑顔でお会いできる事を楽しみに ルナーシェ:精一杯がんばります! ルナーシェ:よろしくおねがいします 一面のグロリア! 俺たちの賛美の歌を聴け〜!! プリーストたちがグロリアをかけまくります。 橋が賛美の純白に染まり。 賛美の合唱が響き渡り。 これを3分間……。プリーストたちのSPはもつんでしょうか? まあ合唱の合間に豆知識。ラグナロク・オンライン上ではLUKが一定時間アップするプリーストの魔法ですが、賛美歌としては栄光の賛歌として位置づけられます。その他にミサで唄われる賛美歌としては、キリエ(哀れみの賛歌)・クレド(信仰告白)・サンクトゥス(感謝の賛歌)・アニュスデイ(平和の賛歌)などがあるそうです。 ちなみにグロリアは賛美歌106番“あら野のはてに(「Angels We Have Heard on High」)”として日本でもよく知られているそうで。どんな曲かはコチラ(音楽が流れます)。あ、確かに聴いたことがあるなぁ。 ミルキニア:ふん、力の抑制儀式か… ミルキニア:わざわざ罠に引っ掛かってやったんだ ミルキニア:楽しませてもらうよ! ラム・ブラーエ:く、ずいぶん早い到着だな! ラム・ブラーエ:みんな、儀式を始めるぞ! ……始まってなかったんかい儀式! 今までグロリアを連発していた聖職者たちは一体……。 と、気がつくと北の方角で戦闘が。 レイドリックやレイドリックアーチャー、ナイトメアテラーなんかが現れて攻撃を開始しているようです。 よっしゃ出番だ、いざ出陣! 倒しに行くぞ! 倒しに……倒しに……重くて歩けません。 敵を目の前に足踏み状態。叩かせろ……! ラム・ブラーエ:もう少し…もう少しだ ラム・ブラーエ:がんばれ!あきらめるな! ラム・ブラーエ:くそ…もう少し…… 頑張ってもふらふらとしか歩けないのですけれども(泣)。 サーバーが限界のようです。GvGとか体験したことはないのですが、きっとこんな感じでしょう。ろくすっぽ動けない。クリックしても反応しない。この状況で攻撃とか魔法とか行ってるキャラクターはどんな回線を使ってるんだ一体? ミルキニア:まだまだ楽しませてもらうよ ミルキニア:強さを求めないものが、力をもってなんになる! ……動けない状況に歯噛みしていると、唐突に画面に現れるメッセージ。 「サーバーとの同期に失敗しました」 サバキャンキタ━━━━( つД`) ━━━━ッ!! やっぱりかよ! そういえばサーバーが重過ぎてゲームから弾かれたのって久しぶりだなあ――などとβ時代を思い起こしている場合じゃない! ログイン画面から再度ログインを試みる。……βのときのようにログインすら弾かれるのではないか、という心配は杞憂に終わり、再びモロクの橋の上に戻ることができました。 ……もう戦闘終わってるし(苦笑)。 ミルキニア:弱いものを守る事が正義?それは偽善というんだ! ミルキニア:お前達がやっているのは、たんなる偽善に過ぎないんだ! ラム・ブラーエ:今だ!エンジェラスを!!! 私がいなくても世界は進む。儀式も進んでる。……ひょっとしていらない子? ご〜ん。エンジェラスが響き渡ります(もうサバキャン嫌なので上の写真はエフェクト切ってます)。 ルナーシェ:きゃぁぁぁぁぁぁ ミルキニア:くぅぅぅぅぅぅ ミルキニア:はぁはぁ… ミルキニア:く…力が……くそ!こんな事で…! ラム・ブラーエ:ミルキニア、もう止めるんだ ミルキニア:うるさい!貴様の指図など受けるか! ラム・ブラーエ:だが、これ以上続けても…お前が命を落とすぞ ミルキニア:それがどうした!…私は……わたしは ラム・ブラーエ:ミルキニア…っく なんか盛り上がってますな向こう側(=GMサイド)。全然姿が見えないのでいまいち盛り上がりに欠ける、我々参加プレイヤーたち。……ところで、この3人はどこで戦ってるんでしょうか? ラム・ブラーエ:…… ラム・ブラーエ:みんな、聞いてくれ… ラム・ブラーエ:いよいよ、儀式最後の大舞台だ… ラム・ブラーエ:大変だけど、あと少し力を貸してくれ ラム・ブラーエ:今から、ポリンを覆っている結界を開放する ラム・ブラーエ:みんなの力で、ポリンを倒すんだ! はいぃ?! 今さらポリンでぃすか〜?? ポリンなんか一撃でぷちん、なんですが……って。 そういや、中央にいたポリンはどこ? ミルキニア:このまま…このままで終われるかー! 悪い魔女が呪詛をつぶやいてますが、誰も聞いちゃいません。「ポリンは?」「ポリンどこー?」「ポリーン(・ω・)」と疑問の嵐。 そこに唐突に発せられた、ラム・ブラーエからの驚愕のメッセージ―― ラム・ブラーエ:皆、ポリンはテレポートを使う。一人にならないように気をつけるんだ! 大混乱でめっちゃくっちゃ。テレポ使うポリンなんて聞いたことねぇよ ……な、なんだってー!! (誰がために奇跡の鐘は鳴る 〜第三の音〜 に続く) |