2010年8月:文化と技術と酷暑の夏編 |
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2010.8.2 | 夏・宵・花火の風物詩 | ▲ ▼ |
●今回の更新、実は休みの日にすでに作ってたんだけど、せっかくイベント的なものに行ってきたので、おもむろに更新内容を消去して作り直ししたりしてるわけです。 で、だ。 そのイベント的なものとはなんぞや? という話になるのですが。 花火大会に行ってきました。 なんだよ! それだけかよ! ええそれだけだよ!(逆ギレ) ●まあ、休みでもなんでもなく、普通に朝から出勤だったので、当初は別に行く予定もなかったのですが。 なんでも地元の花火大会、今年で開催するの最後らしいってことを、その日の朝にアルバイトさんの一人から聞きまして。 ここに越してきて1年以上経ったのですが、去年は見に行かなかったので、今年いかないと今後一生見られないかもしれないと思うと、非常にもったいない気がしまして。 早番なので、その気になれば仕事を早めに切り上げて、夕方に退勤すれば十分見に行けてしまうのです。 ということで。 割と仕事頑張って、終わらせなければならないものは終わらせて。 ま、明日以降でもいいやってものはほったらかして。 ばたばたと午後6時くらいに退勤して、いざいかん、花火大会ですよ。 駅前から専用のバスが運行していると調べていたので、当初はそれに乗っていくつもりだったんですが。 見ると、バス待ちの列がありえないことになってました。まさに長蛇の列。 花火の開始時刻は7時30分なのですが、この行列の人数を運ぶバスのキャパシティを考えるに、まったくもって足りてないという状態なのが恐ろしい。 こりゃ、バス待ってたら花火始まっちゃうよ。 見ると、結構花火会場に向けて歩いてる人の流れもあるので、こりゃ迷わずにすむや、と思いながら流されるまま2〜30分ほど歩いて会場まで着いたのでした。 まあ夏なので暑かったのですが、夕方なのと、風がそこそこあるのとで、比較的心地よい気温。 むしろ、徒歩で来たら30分ほど時間を持て余すありさまでした。 ぼんやり出店でも眺めながら待つことに。 んでもって。 いざ花火を見てみたのですが。 いや。 来て良かったわ。 天舞は花火大会と聞くと、江戸川の花火大会くらいしか知らないのですが、それと比べると打ち上げ花火の1発1発がやたら大きく感じるのです。 場所が海沿いなので、河川敷のすぐそばに住宅地のあるところと違って気兼ねなくでっかいの打ち上げられるからでしょうか。 なんだ、昨年めんどくさがらずに見に行けばよかったなー、と思いながら1時間ほど花火大会を堪能してきたのでした。 ●……これで終われば話はキレイにまとまるのですが、続きがありまして。 帰りも、人の流れに合わせて帰ろうとしたら、ぜんぜん違う方向に流されてしまい、帰りは行きの倍近くかかって帰ることになってしまいました。 仕事終えてすぐ徒歩で現地まで行って、で遠回りで歩いて駅前まで出て、そこから帰宅です。 さすがに足腰に堪えてきたのと、風があったとはいえ蒸し暑いことに変わりがなく。 あー、のど渇いたなあ、帰って冷たいものでも飲んでゆっくりしよう……。 そんな風に考えながら部屋の前まできたらですね。 鍵が ない 落とすような動きはしてなかったので、花火会場におっことしてきた線は除外できるとして―― ――そういえば。 花火大会に行こうと、仕事を早めに切り上げて、ばたばたしつつ会社を出たのでした。 着替える際に、ロッカーに入れておいた自宅の鍵を、持って出た記憶が、ない。 いい加減疲れた身体を引きずるように、蒸し暑い中再び会社へ戻る午後10時過ぎ。 なにこのリアルでオチ体質を遺憾なく発揮した結末は。 オチがつくのはサイト更新的な意味ではありがたいんですが、別にこんなんでオチつけなくてもいいだろうに。 ●ところで“家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。”のあまりのほんわかさ具合に日々のストレスがやや癒されたと思う今日この頃。 こーいう人は稀有ですよ。 |
2010.8.7 | カレーも蕎麦も好きだが、カレーそばは個人的に微妙。 | ▲ ▼ |
●夏の、とある休日のこと。 朝起きて、朝飯を作って。 壬鉄と一緒にシャトルバスで空港まで出かけ。 しかし、あまりの渋滞具合になかなか空港に着かず。 致し方なく予定を諦めて、空港近くの駅ビル内で売っていた、やたらレパートリーの豊富な鯛焼きをお土産に買って帰る。 ――という夢を見た天舞です。 別に壬鉄と出かける予定は立ててないんですけどね。 前後関係はやたらあやふやなんですが、そんな感じ。そして妙にリアル。 それにしても夢で出てきた鯛焼き屋は旨そうだった。普通の具だけじゃなく、ジャーマンポテトとかほうれん草たまごとかハムマヨとかのおかず系、アイスやシャーベットが入ったフローズン系とかいっぱい取り揃えてた。その分値段がお高めで、一尾230円とかした。 夢なんですけど、そーいう設定がやたらリアルなんですよ。ありえない。 や、ホントにそういうお店があって、それが天舞の夢の中に反映されてるだけなのかもしれないけどさ。 そして、こんな「嘘っぱちリアルな夢」の断片が記憶の片隅に残ってて、ときどき天舞は自分の夢に騙されるわけです。どういうこと。 ともかく、夏の暑い中、寝汗だらだら流しつつそんな夢見ののち目覚めると、すでに午後1時でした。 しかし、こうも暑いと、日中にも冷房を入れざるを得ないですよ。7月中は何とか頑張って冷房入れずに過ごしたのですが、8月はもう無理。というより7月からダメだったんですけどね。1日に4回もシャワー浴びるような状況はダメ以外の何物でもない。 おかげで、やる気はおろか、食欲さえ起きないのですよ。晩飯の献立考えるのも一苦労。 こう暑いと、そばとかそうめんとかひやむぎとかが心ときめかすわけなのですが。 ……茹でてる最中は、沸騰した鍋の前にいなければならない分、逆に暑いんですよね。 あと、栄養的な意味で、足りないのが多いんですよね。おかげで以前口内炎に苦しみましたし。 そうすると、暑い夏、栄養も取れて、いまいち湧かない食欲をまだしもそそってくれるのは、カレー。 ということで、カレー様大活躍です。 よく、ラーメンとカレー、どっちか食べられなくなるならどちらを選ぶ? なんて究極の選択みたいなのがあったりするのですが、天舞は迷うことなくカレーを取りますよ。ラーメンには全く執着がないので。……この更新、前もやった気がするな。 でも、カレーとめん類って選択になると、そばが食べられなくなるのでものすごく悩みます。それくらいそばは大事。天舞にとってすごく大事。 敢えて言おう。 そばは至高であると。 や、そりゃもっとおいしいもんは腐るほどあるとは思いますが。 カレーもおいしいしな! ということで、なにが言いたいかというと、ビックコミックで連載してるそばもんというマンガを読むと、そばが食べたくて食べたくて仕方なくなるという話に落ち着くわけです。 店頭用に送られてきた試し読みと、歯医者に置いてあるビックコミックでちらっと読んだだけなのですが、こりゃ、近いうちに単行本買うな。 ……あー、別に小学館からお金とかもらってませんよ? ●そういや、雑記を移動するのを忘れてたので、6・7月を移動してトップページが若干すっきり。 ところで、リプレイ製作と表作りがものすごい勢いで滞ってます。 だめだなー。 |
2010.8.9 | 魔術士たちの百年祭 | ▲ ▼ |
●秋田禎信という作家がいます。 名前を知らなくても、『魔術士オーフェンはぐれ旅』という作品なら知ってる人もいるかもしれません。 『スレイヤーズ』でおなじみ神坂一と一緒に、それこそライトノベルというジャンルを確立させた人物のひとりだと思うのです。 天舞がちょうど学生〜浪人を経て、社会人に至るまでの多感な時期、まさにこの魔術士オーフェンが傍らにあったようなもんです。 この作品から、いろいろなことを学んで自らの糧にしたような気がします。作品の内容を血肉として、といった感じ。 で。 その魔術士オーフェンが完結して、6年の月日が流れ。 完結した作品の、さらに後日譚を収録した『秋田禎信BOX』という本が昨年末に発売されたのでした。 とはいえ。 天舞が多感な時期に読みふけってたオーフェンですが。 さすがにBOX買おうとは思わなかったのです。 完全限定生産という、購買をあおるような作りがいやだったのと。 一応完結している作品なんだから、後日譚はなくてもいいはずという思いと。 なにより、7350円というなかなかに厳しい値段設定。 こんなんだったら、富士見書房の文庫シリーズで出してくれりゃあいいのに、と思ったもんです。 なので、しばし悩んだものの、予約せずに放置していたのでした。 これが発売になった時分は、すでに今の職種に就いていて、店頭在庫分を発注しようと思えばできたのです。 しかし、店頭委託が多い書籍と違い、このBOXは買切扱い。売れ残っても版元に返品できないのです。 高い、売れるかどうか分からない、そして返品できないリスクがある。 客層にも合わないだろうし、発注は行いませんでした。 お店でお客さんが1件だけ予約していたので、その分を発注しただけ。 で、その1冊は、無事予約したお客さんのところへ売れていったのでした。 ●そこで、普通は話が終わるわけなのですが。 本屋さんは、本が1冊売れたら、その売れた本が欠本して棚から消えてしまわないよう、自動発注というシステムを取っています。 1冊売れたことがレジのPOSデータで確認されると、自動的に取次にデータを飛ばして、その1冊を手配するのです。 まあ、人気で取次や版元に商品がない、予約が必要な限定品で再注文が不可、どういう理由か飛んだデータが行方不明で売れた本が再入荷しない――などということも多いのですけどね。 前述のBOXも、予約したお客さんが買ったので、発注データが飛んだのです。 ここで、普通は予約限定生産なので追加で入ってこないはずなのですが。 どこでどう間違ったか、自動発注で回ってきてしまったのです。買切の限定品が。 当然、買切なので、返品できません。 店頭に置いておいたところで、7000円を超えるBOXのライトノベルが果たして売れるか? そもそもオーフェンも、エンジェルハウリングも完結してて、天舞にはいま秋田禎信が書いている作品とかって思いつかないぞ?(いや、いろいろ書いてらっしゃいますが、天舞が知らないだけ) 予定外に入荷してしまったこのBOX品。 そこで。 どうせなら。 きっと、これも何かの縁さ。 と、天舞が買い受けることになったのでした。 ●で。 なにせ、金額が金額。実家暮らしだった頃ならいざ知らず、安月給で一人暮らしの身では、思いついたが吉日として購入、というわけにも行かず。 買うまでにそれなりの時間(ちなみに、そんなに困窮してません。単行本やらリプレイやらを優先して買ってたおかげで後回しになっただけの話)を要し。 また、買ってからも、リプレイだのマンガだのと先に読むものを優先して、ついつい後回しにしてしまい。 半ば飼い殺しのような感じで部屋においてあったのですが。 先日の休みで、やっとこさページを開いてみたのでした。 そしてそのまま、魔術士オーフェンの後日譚が収録されたBOXの第1巻を、全部一気に読み終えてしまう。 とりあえず後日譚なんですが、既刊を読み返してもいないのに、出てくる登場人物で「こいつ誰だっけ?」というのがひとりもいないことに驚いた。 そして、文中のたった1〜2行で示唆されている人物が誰であるのかというのも、ピンと来ることに驚いた。 何より、オーフェンの最終巻でしっくり来ていなかった部分が、このBOXでしっくり来て、なおかつ新しい展望すら見えてしまうことに驚いた。 そうか、自分はこの作品、ホントに好きだったんだなあと改めて実感したのでした。 天舞の部屋にはそれなりに本があります。マンガもあります。 小説という部分で考えると、例えば竜馬がゆくなんかは4〜5年くらい前に買って読んだのですが、大筋以外の内容は大して覚えてない気がします。スカイ・クロラも映画化にあわせて買って読んだのに、ストーリー自体はあまり記憶に残ってないというか。 対して、オーフェンなんか最終巻が発売されたのを読んだっきり読んでないはずなので、下手したらこのサイトを始めてからずっと手にしてないかもしれないのです。 でも、覚えてた。そんなもんなのかもしれません。 それにしてもこの後日譚、飛ばし飛ばしにした間のエピソード全部ちゃんと書けば、さらにあと10巻分くらいの壮大な話になりそうじゃないか、と感じたりしたのでした。 ●とまあ、思い出を語った後に、ちょっとしたネタを。 群馬がマジやばいね。 さすが群馬。 |
2010.8.13 | 日陰であるからこその情熱で | ▲ ▼ |
●相変わらず暑いですね。 でも7月よりはマシ? 天舞です。 先日、晩ご飯食べるとき、七味唐辛子と間違ってガラムマサラをかけて、軽くヘコみました。 ごぼうとかこんにゃくとかをだしと醤油で味付けした和風のおかずが、あっというまにスパイシーに! 不思議! ……ちくしょう、和風の晩ご飯を返せ! ●そういやコミックマーケットの季節ですねえ。天舞は行かない人なのでまったく縁がないのですが、それでも東方の新作があればそれを心待ちにするので、コミケと関わりがないわけでもないのが微妙なところ。 ま、天舞は委託で買うんですけどね。 誰に誘われようと、死ぬまであのお祭りには行かないと思います。 言い方悪いのですが、あの集まりは日陰者の趣味を持った人間が、同じく日陰者の趣味を持った人間に対して、日陰者としての並外れた情熱を傾けたものを広めに行く場だと思うのです。 必要なのは“日陰者の情熱”。 なので、自らの趣味が露見した場合、迫害を受けても文句が言えないくらい恥ずかしいものだという思いがあり。 なおかつ、それでもその茨の道に突き進む覚悟を持っている。 そういう人たちであるべきなのですよ、あそこに行く人たちは。 昨今の「自分はヲタクでござい!」という、日陰者の趣味をオープンにしてる人たちは家でおとなしくしてるべきなのですよ。 ――という偏見。 や、まあ普段日陰者でひっそりしてる分、コミケではっちゃけるってのも分からんでもないのですが。 で。 「え? 天舞さんも日陰者でしょ? 無駄な情熱持ってその道をひた走ってるでしょ? 行けばいいじゃない」って言われるかもしれませんが。 私、あんな場所で顔見知りに会うのいやだもん(きっぱり)。 という天舞の趣向はさておき。 夏になると必ずコミケに始発で赴く我らがFMMのtotoの情熱はすごいと思うのですよ。 暑い真夏の直射日光に負けないことを祈るばかり。彼の購入品に幸あらんことを。 |
2010.8.17 | まるで熱気の層を泳ぐような日々 | ▲ ▼ |
●まさかの3連休。 ということで、前回の休みは3連休だったりしたのです。天舞ですこんばんわ。 当初は、普通の休み2日間だけだったんですが。 その休み2日間が明けた翌日の土曜日が、大学のサークルのメンバーたちとの飲み会予定日だったのです。 なので、店長に「すいません、そういう理由なので定時で上がらせてください」って話をしたら。 「あー、だったら夏季休暇で休んでいいよー」と、いとも軽〜くお休みをいただけてしまい。 おかげで、12・13・14と、なんかお盆休みというよりコミケ休みみたいな3連休を貰ってしまったのです。 いや、コミケは行きませんよ? totoは始発で出かけてったそうですが。 ●でもまあ、3連休のおかげで、ずいぶんバテぎみだった身体を回復できたのでありがたいことです。 休みの初日は、台風のおかげで雨風が強かったのもあって、でかけず、何もせず、昼に起きて夕に寝るという体たらくでした。 その分、2日目はやる気が回復したおかげで、洗濯して食料買出しして、ぜんぜん掃除してなかったコンロ周りをキレイに掃除した挙句に油はね保護ビニールまで貼り付けました。 おかげで汗だくだったけどな! で、最終日は新宿まで行って、飲んで騒いできました。バーニャカウダ旨かった。初めて知ったよ! それにしても、これまでの経験から鑑みて絶対に撃沈しないであろう土佐女のO女氏と、さほど酒に弱くなくて今までも撃沈した覚えのないT氏が相次いでダメになってるのにはビビッた。 焼酎こわいね。天舞もビールの合間に一杯空けたけど、「あ、これはペース乱すとやられる」と思ったもんなあ。それをT氏はハイテンションなまま短時間に3杯空けてるので、そりゃ便座とチークダンス踊るハメに遭うわ。 そしてO女氏は2徹目だから撃沈しただけであって、お手洗いから戻って10分ほどうたた寝してたら、何事もなかったかのようにあっさり回復しやがんの。ほんと化け物だ。 ●それにしても暑くてしょうがないです。 前回の更新で「7月よりマシ?」などと発言したのは寝言だったとしか言いようがない。 クーラー大活躍ですが、外が暑すぎるからか、なんだろう一定温度より下がらない気がする。まあ快適という温度にはなるけど、メチャ涼しいって温度にはならないような……。 ともかく日中暑すぎて、昼ごろ会社に出てゆけばいい遅番出社とか、逆に暑くてよけい疲れるという謎現象。 早番なら、眠いのさえ我慢すれば、気温の高い時間帯は冷房の入った店内で仕事してればいいので楽なのです。仕事さえ早く終えてしまえばさっさと帰宅できるし。 ――とりあえず、屋外仕事のtotoが倒れないか心配です。無理すんなよ、と言いたいところだが、たぶん無理するなが無理なんだろうなー、と思う今日この頃でした。 |
2010.8.20 | 朝から冷房とか……堕ちたものだ | ▲ ▼ |
●折れた。 ということで。 ついに天舞は節を屈してしまいました。 冷房に強くない天舞。 基本、クーラーは「我慢できないときにしか使わない」という感覚で過ごしているのです。 また、使うなら午後の一番暑い時間帯か、寝る前の寝苦しさ解消のために使うようにしていたのです。 朝から使うなんて甘え! で、す、が。 ここ数日はありえない暑さでして。 起床したら汗だくとか日常茶飯事。 起きる→汗を洗い流すべくシャワー→身体を拭いて扇風機に当たっていても、気がつくと再び汗だく とか、浴びたシャワーが無駄になるようなことが午前中から発生してしまうのではもうだめです。 午前中に冷房ON。 帰宅したら冷房ON。 就寝時も、タイマー設定して冷房ON。 致し方ないのですよ。 こればっかりはもう、致し方ないのですよ。 弱い私で申し訳ない……(←誰に謝ってるだろう)。 まあ、毎日これでは電気代もかかるし、何より暑さへの耐性が落ちてしまうので、冷房使わずに済むようなら使わない、を心がけているんですけどね。 ●しかし、これだけ暑いと、キッチンに立つだけで脱水症状になるんじゃないかと思うくらい汗が出ます。 火を使わない料理とかすりゃいいのかもしれませんが、そーいうの思いつかないもんで。 あと、そばとかそうめんとか、食べるときに涼しいものって、調理段階は湯気ぐらぐら立つ鍋の前にいなきゃいけないので、むしろ暑い。サウナか?! 今日は鶏油を使い切ったので、再び作るべく冷凍してた鶏皮をフライパンで炒めて。 牛乳が賞味期限過ぎてたので、卵と砂糖を使ってプリンにして。 という2本立てでキッチンにいたのですが。 どっちも作るのに汗だくなんだな、これが。 鶏皮炒めるのは言うに及ばず、プリンはプリンで鍋でお湯沸かして固めるからなあ。 もう素っ裸になって作れば少しは涼しいんじゃないか、とか一瞬考えるのですが、ホントに全裸で料理作ってたら、いざ油が撥ねたとかしたときに火傷でひどい目に遭うのが明白なのですよ。 そういや裸エプロンなんてものもあるのですが、考えるまでもなくそんな格好での料理は危険ですありえない。 危険度で言えば、ビキニアーマーで本当にリアル世界で冒険に出てしまうくらい危険。 ●あー、でも鶏油取るために炒った鶏皮は旨かった。カラッとするまで炒って、あつあつに塩と七味を降って食す。 ご飯のおかずによし、酒のつまみによし。 こういうときビールが欲しくなるのですが、天舞は一人暮らし始めてからビールなぞ飲んでません。 なぜなら。 冷蔵庫は1週間分の食料が入るため、ビールを入れるスペースがないからなのでした。 一人暮らしの冷蔵庫って、ビールとミネラルウォーターしか入ってないのがフツーのような気がするのに(えー)。 1本とかなら、頑張れば入れておけそうだけどなー。 |
2010.8.23 | ランダマイザはクリティカルの夢を見るか | ▲ ▼ |
●久方ぶりのFMM総会の開催でしたが。 寝過ごしました。 ダメな子! 天舞です。 や、GMやる予定でシナリオ組んでたんですが、シナリオ自体は開催の2日前には終わってる、開催は休みの2日目なので前日休みで余力が蓄えられる、しかも前日はちょっと早めに就寝、と寝過ごす要素などどこにもない。 集まるのは10時。ゴミ捨てして食事して洗濯してクリーニング品出して、といろいろ出かけるまでに終わらせたかったので、目覚ましは朝8時にセットしたのでした。 で。 当日。 朝6時過ぎに一度目が覚める→目覚まし時計を確認して、あーもう少し寝られるや、と再び寝る。 朝7時過ぎに再度目が覚める→目覚まし時計を確認して、あとちょっと、あとちょっと、と再び寝る。 屋外で、資源ごみ収集でビン・缶をがちゃがちゃ鳴らしてる音で目が覚める→もう9時50分だよ?! 何事?! 目覚ましは……鳴ったのに消したのだろうか?? 結局待ち合わせに遅刻30分でした。まじスマンす。 ●総会は、壬鉄は仕事で超疲労(昨晩は仕事で午前1時30分退社の、FMM総会前に職場に出向いて後処理だったとか)でシナリオ作る余裕はなく。 totoはコミケ明けでシナリオどころではなく。 壬鉄が持ってきた「たんとくお〜れ! 増築開始」を1戦やって。 まあ、たんと1が割と華やかにカードを回してドローを増やして……てなやりとりだったのに比べて、たんと2(増築)は堅実というか、一手一手慎重に進めて建築物を建てていく、そんな感じでした。 壬鉄が持ち主の面目躍如でぶっちぎりトップだったよ! 第3弾がもう出るらしいのですが、こんどはどんなゲームになることやら。 ちなみに現在天舞がGMしてるソードワールド2.0は、ちょみっとギミックが入ってたりします。 キャンペーン全部終わったらどんなギミックだったかばらそうと思うのでした。 あとは妖精大戦争をやって、コンシュマーのFPSやってるのを見て、帰宅。 ●――と思いきや、帰り際にtotoからなんか手渡されました。どういうことなの。 |
2010.8.27 | 満月から鑑みる文理の違いの話。 | ▲ ▼ |
●仕事を終えて空を見上げたら、満月でした。 雲の無い夜空に満月を見上げながら、何とはなしに前日ネットで見た“理系のおれに文系SUGEEEなこと教えてくれ”ってのを思い出し。 理系と文系の違いってなんだろう、なんて考えながら帰宅しました。 つまるところ文系と理系の違いは、美しさを求めるか、構造を追及するかの違いのような気がするのですよ。 夜空の月を例に取ると。 文系的思考だと、この夏の夜空に輝く銀の真円の涼やかさに涼を感じ、そしてさやけき光に映る夜景を眺め、そこに美的感覚を想起する。 中空に浮かぶ月光の広がりと、五感で感じる夜風の匂い、そういったものに詩的なイメージを持って。 もしそれらを文で示したものがあるのなら、その言葉の響き、並び、そこから沸き起こる情景に対して、ゾクゾクとするほどの快感を覚えるというところでしょう。 そこにあるのは物語。 幻想的にしろ、恐怖・怪奇にしろ、恋愛にしろ、そうしたものが付随して、起承転結が思い起こされる、それが文系的な考えなんでしょう。 で。 対して理系は。 先の例にならい夜空の月を例に取るなら。 理系的思考だと、どんな呼び方をしようが月は月なのです。情景に美的感覚はなく、あるのは純粋にそこにある事実のみ。 なぜ白く輝くのか。どうして円形をしているのか。満ち、そして欠けることの理由は。 文系は正直美しければ地面が動いてようが空が動いてようがどうでもいいのですが、理系ではそうはいかない。 地球と月の大きさを考え、そして38万4400qの月までの距離を想起し、さらに地球から太陽までの距離、銀河系の広がり、広大という単語では表しきれない宇宙そのものに意識を飛ばして、自分と人間が感じえる範囲と限界に対して計り知れない畏怖を感じるというところでしょう。 そこにあるのは好奇心。 物理的・空間的・時間的な大きさを想起し、現象を見てその原因や構造を見たい・知りたいと思う、それが理系的な考えなのかもしれません。 要するに。 夜空に輝くお月様。 満ち欠けするのを「月の女神様の力によって」と神秘のヴェールで包むのが文系で。 自転と公転と太陽の位置によって満ち欠けする、と神秘のヴェールの内側を見つけたがるのが理系だと思うのです。 天舞はどっちもいけるなあ。理系的文系なので。 ――てな話。オチとかないのであしからず。 ●ところではやぶささんの3話が来てます。意味不明なくらい技術が向上してる第5回MMD杯の作品に埋もれてしまって目立ちませんが。 あとは、ソーシャル・メディア衛星開発プロジェクト SOMESATな話をしようかと思ったけど、これは長くなるので後日。 |
2010.8.30 | 近くて遠い成層圏の向こうへ | ▲ ▼ |
●先日、この動画を見ました。 思わず掲示板に「お前ら見ろ」と書き込みしてしまったのですが、ようするに個人で衛星作ってしまおう、というもの。 この活動自体、この動画で初めて知ったのですが―― 一個人で衛星打ち上げ。 熱くなりませんか? これまでも、町工場で衛星とか宇宙ロケットとかって話がありました。 でも、会社というのは、それなりの技術がある人たちが集まってるわけですし、それで宇宙に行くものを作ったというのは、会社の技術のアピールになるわけです。たとえその会社の社長と従業員の趣味丸出し採算度外視だとしても、言ってみれば一種の営利活動。 でも。 個人が、宇宙に衛星打ち上げるのは話が違うわけです。 もちろん、その人の入学・就職・転職のアピールにはなるかもしれない。 でも、個人が宇宙に衛星打ち上げるのは、基本的にメリットってあまりないはずです。時間と手間とお金を使う。それに見合った見返りはあるだろうか? 見返り? 趣味で宇宙に衛星打ち上げるのに、見返りなんかいるもんか! つまるところ、本気の大人の遊びなのです。 遊びだから突き詰める。 やりたいことをやってのける。 理由はただひとつ「面白いから」。 打ち上げられなければ単なる浪費であり過程を楽しむ作業。 打ち上げられたとしても、技術的フィードバックはどこにもいかず、個人で完結する。 それこそ科学の無駄遣い。虚空に技術を垂れ流す作業。 だから正しく「趣味」なんですよ。 昂ぶりませんか? ●とはいえ、天舞はしがない社会人。 理系に必要な技術は高校で諦め、文系に進んだ経緯があります。 時間が余ってるわけもなく。 技術があるわけもなく。 でも、この企画を応援したい。 天舞にできることってなんだろう。 そんな空回りな気持ちでSOMESATのページを読んでいたら。 “SOMESATは、上下関係のないゆるい集まりのもとで、個人が独創性をどんどん発揮して面白いことをしよう、というポリシーで運用されています。時間に制約のある社会人メンバーが多いこともあって、誰かが強制的な命令や指示をする事はなく、メンバーの積極的なやる気と自発性のもとで進めています。” そうです、これは大人の遊び。 誰かにあれやれ、これやれと言われてそれに従うのではなく、やりたいことをやるのが大人の遊びです。 それはあくまで自発的に。 というわけで、天舞にできることその@として、このサイトでアピールしようと思ったのでした。 左のメニューにもSOMESATロゴ追加しましたよ! 興味があったらロゴからWikiへ行けるよ! ●メニューに用意していた「リンク」をなくしました。 個人作成のホームページ黎明期ならいざしらず、ブロードバンドも発達した今日、交友リンクから他のサイトに行くような暇人はいないんじゃなかろーか、と思うわけですよ。天舞もそんなんしないし。 第一、知人のリンクなんか、ほぼ全員更新停止してるしな。 あっても使わないものを取っといてもサーバ容量の無駄なので、とっぱらってしまったのでした。 |
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