2011年3月:まさかの被災生活編 |
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2011.3.4 | totoの引っ越し先が意外にご近所様 | ▲ ▼ |
●微妙に更新のタイミングがつかめないなー。 天舞です。 冬に逆戻りの今日この頃。寒い。 寒風吹きすさむなか帰宅して、晩飯のために米を研ごうと思ったら、水道水の冷たさに悶絶したりしました。 早くあったかくならないもんかね? 寒いと朝が辛いんですよ……。 さて、FMMのtotoが現在引っ越し中です。 ネット回線、当初の話では部屋に来てるってことだったのに、いざ越す段階になったら回線が来てませんでした的な話になっていて、1ヵ月くらいネット難民になるそうです。 まあ、totoは自他ともに認める重度のネット中毒な奴なので、ニコニコ動画をチェックできない日が1日でもあると泡を吹いてしまい、ROに1日でもログインできないと全身に痙攣が走る可能性があるかもしれませんが、近くに病院があるのできっと問題ないです。 もっともネット中毒以上にゲーム中毒患者なので、ネットにつなげない分ゲームで賄うという、毒をもって毒を制すような対処で乗り切るんだと思います。 あー、引っ越しといっても、中毒症状でしょっぴかれるのを防ぐためにフィリピンへ出国したわけじゃないよ! 返事がこないかもしれないけど、忙しい最中だろうから察してやっておくれ! ●ネタがあんまりないのと、明日も早いぜ5時起きだぜ、という状況なのでさっさと就寝。 あでぃおーす! |
2011.3.7 | 切れないものはやっぱりあんまりないのだろうか | ▲ ▼ |
●前回の更新で「ネタがないので」などと情けないことを口走ったのですが、そういや東方の新作が出るって大きな更新のネタがあったというのに、更新時に忘れて完全スルーしてしまったのでした。 もう第13弾ですよ、第13弾。 それにしても、まあ巫女と魔女のいつもの主役2人に、緑巫女の早苗さんは鉄板として、まさか妖夢が再び自機に復活とは。 なんという予想外。 相変わらず神主はユーザーの期待を超えたところに面白いこともってくるのです。すごい。 こーいうことができるのが、個人で作ってる同人作品の強みなんでしょうね。 会社とか企業でチーム組んでゲーム作るとこうはいかないんだろうな。特にシステムを踏襲してる続編ものは。 例によってニコニコ動画でランキングに動画があってぼんやり眺めたのですが。 妖夢自機化に予想外の驚きと喜びの声……妖夢あいかわらず人気だなあ。 で、人気投票2位の咲夜さんが自機じゃないことに悲嘆の声……咲夜さんは愛されてるなあ。 そして、前回の星蓮船から引き続いて早苗さんが自機にいることに何故か叩きコメントが。なんでこんなに嫌われてるんだよ?! 絶対許早苗!(や、一部アンチの荒らし&早苗さん叩きは定番ギャグみたいなノリっぽいんですけどね) それにしても、この間行われた、東方キャラの人気投票のランキング(手っ取り早く知りたい人に40〜1位/全部知りたい人に128位〜1位/いちいち動画見るのかったるい人に投票集計の結果)はいろいろと予想外というか。 個人的には、さとりんともこたんはこんなに人気なのかって思うんですけどね。 ●ところで朝5時台のニュースって、交通情報ほとんどやらないんですね。知らなかったよ。 先日雨風の強い日があって、通勤電車どうなってるんだろう、と思ったのですが、まったくやらなくて困ったりしたのです。 や、そりゃ、時間的に始発から数本程度しか運行してない時点での情報しかないだろうから、遅延とか運休とかって話が昇らないのも分かるんだけどさ。 その時間帯、天気予報がやたら多いのだけが救い。 前も不満を更新のネタにしたのですが、ニュース番組は、普通のニュースに天気予報に運行情報だけで十分だと思うのですよ。 スポーツ好きには悪いけど、朝っぱらにスポーツニュースはいらないのです。 スポーツニュースなんざ、オリンピックとかワールドカップみたいな大きな大会ないときは、やってもどーせ野球ばっか、あとサッカーちょこっと、石川遼くんが活躍したときだけゴルフ、みたいな感じでしょ? そもそもシーズンオフだというのにキャンプ情報とかやってる野球の特別枠っぷりがイミフですよ。 NHKはたまーにNBAプロバスケとかやってたりするのでまだ頑張ってる感があるのですが。F1とかニュースでやってるのって、大昔のセナとかがいた時代ぐらいしか思い出せないよ? で、芸能ニュースはもっといらない。むしろニュースで流すなって思うのです。ワイドショーに任せとけよそんなん。 誰某が結婚とか誰某が離婚とか誰某が初舞台とか主演とか、そんなもん流すヒマがあったら世界情勢と国政と経済のニュース枠にしろ、と声を大にして言いたいのです。 まあ世界情勢と国政と経済のニュースが面白いかって聞かれるとぶっちゃけつまらないのですけど、社会人はいちおう知っといた方がいいんだよ! そしてこの手のニュースはいちいち自発的に調べるより、テレビから垂れ流しで聞いた方が手間がかからないんだよぅ!(完全に天舞の自己都合) そしてどーでもいい特集。特に民放のニュースはこれがうっとおしい。グルメリポートとか人気グッズとか朝の忙しい時間にいらんですよ。 さらに運勢とか、もうね。 と、まあテレビ番組の無能さ加減に立腹することしきりなので、デジタル化とかしてもチューナーとか100%買わない。いちお持ってるテレビは地デジ対応だけど、どうも住んでるアパートは地デジに対応してなさげなので、そうすっとテレビは今後見なくなるんだろうなー。 ●新店舗に移動してそろそろ1ヵ月経過、まあ未だにテンパることも多いけど、それなりに仕事になれてきましたよ。 やってみたら、意外に朝5時起き6時出勤が辛くないことが判明。もっとも、夕方6〜7時くらいに退勤できるからだけど。これなら帰りに晩ご飯買って帰ることもできるし、食事して風呂入って、余裕を持って夜11時までに寝られるのですよ。 これで退勤が10時過ぎ12時付近帰宅だと倒れるだろうなあ、というのが想像に難くない。先日、勤務の最終日に、昼食後に机に突っ伏し仮眠とかせず本を読んで過ごしたら、7時付近からの眠気がハンパなかったよ(苦笑)。 |
2011.3.11 | Roll&Roleで連載してた妄想性RPGっぽく | ▲ ▼ |
●お昼に天丼を食べていたときに、ふと思った。 天丼とは、つまるところ海老でなければならないのではなかろうか? 道行く人に“天丼”を絵で描いてもらったら、おそらく大半の人が、海老の天ぷらの乗ったどんぶりをかくことであろう。天舞もそうする。 ということは、天丼とはすなわち海老の天ぷら丼のことを指すのだろう。 確かに、天丼というと、だいたい海老の天ぷらが1本くらいは入ってるような気がする。 キスとかアナゴとかイカだけの天丼というのはあんまり聞かない。 ピーマンとかしいたけとかしそとかカボチャの天ぷらが乗せられていたとしても、中央の海老に寄り添うように、いわば賑やかしとしてでしか天丼にはならないと思われる。 googleで画像検索したら、海老の天ぷらのない天丼は1ページ目には出てこなかった。 ん? 海老の天ぷらじゃないぞこれ、と思った画像は、掻き揚げで小エビが入ってた。 でも、掻き揚げは天丼というより、掻き揚げ丼という別の丼物だと思うので、やはり天丼と海老の天ぷらはイコールで成り立つのである。 ●しかし。 では、その天丼、海老の天ぷらがあるかどうかというのはどこで見分けるのだろうか? 当然のことながら、海老の天ぷらには、海老の頭の部分は普通ない。 衣を着けて揚げた天ぷらが、海老の天ぷらであると主張するのは、その赤い尻尾の部分だけである。 ということは。 その赤い尻尾がなければ、天丼を見た人はそれを天丼と認識しないのではないか? 逆に言えば、赤い尻尾さえあれば、何が揚げられて丼の上に乗っていようが天丼と認識されるのではないか? すると、前述した「天丼=海老の天ぷら」はイコールでは成り立たなくなる。 むしろ「天丼=海老の尻尾と、あと天ぷら状のなにか」であるべきではないだろうか。 これは驚いた。 我々が天丼と思っているのは、実は海老の尻尾であり、それ以外の部分はすべて賑やかし、いやまやかしであったのだ。 なので、食品工学の進んだ昨今、カニカマのごとく海老の尻尾だけ海老から外して、何だかよく分からない練り物とか、食品添加物の塊とか、黒魔術的な何かとかをまぜこぜにしたものを尻尾につけて天ぷらとして揚げて丼の上に乗せれば、それは立派な天丼なのだ。 さらに言えば、例えば人工セロハンとかで海老の尻尾さえ作ってしまえば、その尻尾を利用してショゴスだのアブホースだのと一緒に油で揚げれば、実際は名状しがたき丼であっても、それは天丼と呼べるものになってしまう。 なんということだろう。 ●ところが、ここで天丼は海老の尻尾がなくては成り立たないという図式も、「もしこの尻尾が赤ではなく、緑とか紫だったら」と考えると、そんな色をした尻尾のある揚げ物は天丼とは呼べないと気がつくのだ。 これはタイヘンなことだ。 天丼は海老の尻尾によって、その存在意義を見出していたというのに、色が変わるだけでその存在意義は消滅してしまうのだ。 そうすると、天丼を天丼たらしめている要素というのは、丼に入ったご飯と、天ぷらの衣と、あと赤い何かという非常にアバウトな要素だったのだ。 つまり、それさえ揃えば、それは天丼と呼べるのである。トマトでも郵便ポストでもサイコロの1の目でも。 まあ常識的に考えて赤けりゃいいってもんでもないのは明白だが、でも遠目で見れば、赤けりゃ天丼と誤認識されそうな感じである。 そうやって突き詰めていくと。 天ぷらの衣は、遠目に見たら黄色っぽい何かでもよくて。 天丼を天丼たらしめている海老の尻尾は、赤けりゃその役目を果たすのだ。 そもそも丼に敷き詰められているご飯は、遠くから見れば隠れて見えないし。 じゃあ天丼は、つまり丼と、黄色っぽい何かと赤っぽいアクセントがその諸要素であり、それ以外は天丼でないということになる。 ●だが、飲食店で天丼を頼んだ際、揚げられた海老がご飯の上に乗せられた丼を出されたら、声高に「これは天丼ではない!」と叫んで、真の天丼について語ると、おそらく制服をその身にまとった国家公務員によって拉致され、拘束されることになるはずである。 つまり、天丼の真の姿を世間に広めようとすると、逮捕されるということだ。 これは日本国家が、天丼に対して、厳しい情報統制を行っているという事実が垣間見えるのである。 天丼にはいったい何が。 どんな謎が隠されているというのだろう―― などと、会社の社員食堂で天丼を食べながら、そんな無意味な思考で休憩時間を潰す天舞。 病院は紹介してくれなくてもいいですよ? たぶん手遅れです。 ●さて、アリアンロッド表作りはちまちま進行中。エリンディル東方ガイドで加わった地域スキルを打ち込み終わったので、あとは上級メインスキルの残り分と、上級サポートスキルで完了。 と同時にリプレイもちまちま進行。シナリオ7−3まで作ったのでアップしました。実は密かに上げてるんですよ? とはいえ、まだシナリオ8と9の分を終わらせないといけないのですが。 |
2011.3.14 | 先日3月11日に起きた地震に関して | ▲ ▼ |
●天舞です。 FMMメンバー全員無事でした。 とりあえず落ち着くまで更新はお待ちください。 |
2011.3.21 | 天舞美矢の地震被災生活。その1 | ▲ ▼ |
●まずは、このたびの震災で命を落とされた方へ最大限の哀悼と、被害に遭われた方の無事と一刻も早い復興を願います。 さて。 地震が起きた11日の午後2時過ぎ。 天舞は、アルバイトさん1名と、倉庫で翌日発売の雑誌の付録付けをやってました。 女性誌の発売があって、「うあー、今日も量が多いなー」と呻きながら付録付けしてたらですね。 縦揺れが起きて。 長い時間縦揺れして、その後に横揺れ。 その揺れ方が明らかにおかしい。 ぐわんぐわん揺れるのです。9階にお店があるからかもしれませんが、冗談抜きで、地震体験車の震度7なみに左右にフロアが揺れるのです。 ダンボールとか雑誌が満載のカゴ車(ちなみにカゴ車知らない人のために、こんな感じのもの)たちが左右に動くのを、アルバイトさんとそれぞれ押さえて耐え切るのですが。 揺れがちっとも収まらない。 ちょっと弱くなったかと思ったら、再び大きな揺れが起こりました。 ホントに1分以上ぐわんぐわん揺れてたはず。 パーテーションで区切られた倉庫の外側で、同じく通路脇に寄せられた在庫が満載のカゴ車が、勝手に動いてがしゃんがしゃん音を立てるのを聞きながら、この場所を離れたくとも倒れてきそうなカゴ車を支えてるから動くこともままならない。 何とか揺れが収まり、このままいると次に地震が起きたときに危険なので、倉庫から売り場に移動したら、再び大きな揺れ。 レジにぶら下がってたランプが、振り子のように揺れて天井に設置されたパネルに当たり、かしゃんかしゃんと割れるのです。 レジ周りで動けなくなったお客さんをかばいながら、すぐ上で揺れてるぶら下がりランプに「割れるな、割れるな」と祈りました。割れたら破片がモロに降り注ぐ位置だったもんで。 ●ひとまず地震は収まったものの、平台に乗っていた本は散らばり、奥の方などは、棚から本が全部落っこちて、平台のある高さまで通路が本で埋まるありさま。 営業できる状況じゃありません。 そんな状況なのに、へーぜんと立ち読みしてる人とか、「○○って本探してるんですけど?」とか聞いてくる人とか、お前ら頭大丈夫かって思う奴らがいてびっくりです。逃げろよ。 しばらくして、建物からお客さん全員避難との指示があり、お年寄りと一緒に階段で1階まで降りてったのですが。 でっかい百貨店の建物だというのに、壁に亀裂が入ってるんですよ。恐ろしい。 その後、お店によって被害の大小がある(まったく被害のないとこもあった)けど、どう考えてもうちは本が雪崩れて営業できない状況なので、アルバイトさんをすべて帰して、社員は精算作業をして撤収(余震が起きたらまた本が崩れるから片付けは後日)、となったわけですが。 地震で事務所も物が雪崩れ、しかも出入り口のひとつは中でキャビネットが倒れて扉が開かず入れない。 とりあえず書類やらファイルやら何やらで床が文字通り埋まった事務所を片付け、倒れたキャビネットをどかすためにキャビネットから散乱した本を片付け――とやっていたら、あっという間に午後7時を過ぎていました。 この時点で、JR全線の終日運休を確認。帰宅できなくなりました。 ●午後8時くらいに事務所内がある程度片付いて、荷物を取り出すことができました。携帯を見たら安否確認のメールがわんさか。 遅ればせながら返信をして、社員食堂へ移動。付けっぱなしになってるテレビを見つつ、お店が入ってる百貨店からの毛布とミネラルウォーターの500mlペットボトルと備蓄カロリーメイトを配給され、一夜を過ごすこととなりました。 椅子に座って、毛布を丸めて枕みたいにして、コートを羽織って、頭の上からマフラーかけて、テレビを聞きつつ仮眠を取るのですが。 ときおりうとうとしたりしたのですが、緊急地震速報がテレビから発せられるたびに、周囲にいる他のテナントの方々が持つ携帯からアラームが鳴り、その度にびっくりするという状況でしたよ。 この時点では情報がぜんぜん入ってこないのか、死者の話もせいぜい2桁、安否の分からない人も1000人規模くらいの状況でしたが、徐々に200〜300人の遺体が浜に打ち上げられてるとか、時間を追って悲惨なニュースが増えていくことに。 とりあえず朝7時くらいまで社員食堂にいて、それから再び売り場に戻り、ちょっと片付けとかして。 電車に影響されない社員やアルバイトの方々が出勤してきて、電車も運行再開の話が出てきたので、昨晩からいる人は一度帰るようお達しが店長から出て、ひとまず帰宅。 震災地から離れているものの、天舞の被災生活は、これからが本番なのでした。続く。 |
2011.3.22 | 天舞美矢の地震被災生活。その2 | ▲ ▼ |
●前回の続き。 電車が動き出したので退勤しましたが、さりとて天舞が普段使ってる路線は動いてません。 しょうがないので、動いてるJRの路線で最寄り駅まで移動し、そこから徒歩という状況です。 事前に、売り場の地図から該当部分をコピーして、お店を出て。 2時間くらいかけて徒歩で歩いたのですが。 道なりに歩けばいける、とあたりをつけて行った道が、高速道路と交差するところが自動車専用道で徒歩では渡れなくて。 おかげで、駅からぐるっと回って移動したのを、同じ距離またぐるっと回って高速道路を渡れる歩道橋まで移動するハメにあい。 さらに、気温が高くて暖かいおかげで歩くと暑くなり、それはそれでしんどい。 かなり弱音を吐きながら歩いてました。独り言ぶつぶつ呟きながら。 とりあえず、JRではなくメトロの方がそのころには動いてたので、再び電車に乗って地元に戻ってきたのですが。 戻ってきた地元は。 アスファルトの上に、液状化で噴出した泥が分厚く積もっていて、その泥が乾いて砂になって、風に舞っていたるところで砂埃が吹きすさみ。 道路はひび割れ、場所によっては盛り上がり、段差ができ。 壁は崩れ、場所によっては電信柱は傾き、そりゃもう職場付近とは比べるべくもない惨状が広がってました。 それにしても、天舞の住まいは大丈夫だろうか。 何せ、大型トラックが通ると小さく揺れる程度の住まいなので、職場で夜明かししてるときは「倒壊とか火災とかで、アパート残ってるだろうか」と不安に思ったのですが、同じ地元に住んでる我らがFMMのtotoとのメールのやり取りで、アパートそのものは無事と知り一安心。 とはいえ、部屋の中がどうなってるか分かりません。 本棚は倒れてるだろうか? タンスが倒れてたらPC直撃してるかもしれない。 食器が吹っ飛んで割れて散乱してるんじゃなかろうか。 あの揺れだったから、冷蔵庫の扉が勝手に開いて、中身がタイヘンなことになってやしないか。 もしや、表から見たら建物は無事でも、天井が落ちてたり、床が抜けてたりしていたら――。 いろいろ考えながら部屋のドアを開けたら、文庫とかが入ってる本棚が倒れて中身が散乱し、室内のドアのガラスが倒れた本棚によって割れた程度で、想定していた中ではもっともマシな被害で済んでホッと一息。 まあ、出かけるときに室内のドアを閉めていればガラスは割れなかったかもしれませんが、今度はそうすると倒れてきた本棚でドアが開けられなくなっていたので、こればかりは致し方ない。 本棚から落ちた本も、折れたり破れたりすることもなく無事だったのでした。 しかし、職場でも散らばった本を片付け、帰宅してもまた散らばった本を片付けるのか……。 ●散らばった本をとりあえず平置きにして、本棚を元に戻し(余震で再び倒れるのはヤなので、本は納めずそのまんま)。 割れたガラスを片付けてたのですが、素手でやってたもので、気がつかないうちに指を切っていて。 で、手を洗おうとして、初めて断水してるということに気がついたのです。 確かに、道路があんだけ液状化になってて、いたるところでひび割れ段差が発生してるんだから、そりゃ水道管や下水管はダメだよな……。 ひとまず電気とガスは大丈夫の模様。 それにしても水が使えないということは、炊事洗濯風呂トイレ全部不可ということじゃないですか! ともかく、これ以上怪我しても手も洗えないのは困ります。 慌ててカバンから職場で使ってる軍手(たまたま持って帰ってきてた)を取り出してガラスを慎重に取り除くことに。 それにしても、このガラス、細かく割れてるなぁ……。 割れて破片が散らばったあたりを入念にコロコロで掃除すると、微細な破片がつくわ、つくわ。 正直、さっさと布団に包まって眠ってしまいたいのですが、破片はベッドの上にも飛んでいて、片付けないと眠れない。 今は暖かいものの、日が暮れると寒くなって作業効率が落ちてしまうことは想像に難くないので、頑張ってガラス片をコロコロで除去して、シーツはどけて表で軍手付けたままはたいて。 それにしても先週洗ったシーツを押入れにしまわなくてよかった。シーツとか閉まってある押入れは、倒れた本棚から散らばった本を置いたため、扉が開けられない状態なのでした。ずぼらが幸運に働いたケースです。 日が暮れたので、NHKを見ながら冷凍庫に残ってた冷凍食品をレンジで解凍して食べ、昨晩百貨店で夜明かししたときに配給された500mlのミネラルウォーター(飲まずに持って帰ってきた)を半分くらい使って、歯磨きして就寝。 こうして、震災当日〜翌日までの長い1日が過ぎたわけですが。 まだまだ被災生活はこれからだったりするのです。続く。 |
2011.3.24 | 天舞美矢の地震被災生活。その3 | ▲ ▼ |
●さらに前回からの続き。 震災が起きて、そのまま職場に泊まって、帰宅した翌日。 惰眠を貪ってたら、totoからの電話で起こされる。 なんでもtotoは親父さんと市内を回って、朝から必要になりそうなもの(水ペットボトルとか)を買い集めていたということ。 天舞はなんも考えずぼんやり寝てました。危機意識が違いますね。 それでも、震災直後で開いてないお店が多く、開いてるお店はすでに物がほとんどないとのこと。 特に、水を運べるようなものは、バケツから取っ手付きの箱に至るまでほとんど残ってないんだと。 で、一人暮らしの私を慮って、ペットボトル2本と、現時点で使用してない電気ポットひとつ、さらに割り箸とかラップとかの物資を援助してもらいました。 やー、すまんこってす。 とりあえず起床して、ネットで調べて給水所で水をもらいにいくことに。 家にあるのは、夏場に麦茶とか作るために所持している2リットルの水出し用ポット、1.7リットル入る電気ケトル、あとは冷蔵庫の中にあるトマトジュースのペットボトルが1本と、飲み終わって洗ってないのがもう1本。 地震のあった朝にはあと3〜4本あったのですが、その日が資源ゴミの回収日で、ちょうどゴミに出してしまったばかりなのです。 んでもって、近隣の小学校に水をもらいに向かったら。 道路は液状化で噴出した泥が厚く覆っていて。 車とか、ナンバープレートぐらいまで泥で埋まってたり、自転車は倒れたのが同じく泥で埋まってハンドルの部分しか出ていないとか。 場所によっては、水道管が折れたか亀裂が入ったかでもしたのか、アスファルトの隙間から水が湧き出てたり。 大通りに出たら、交番がものすごく傾いてました。 近隣の住民は、スコップ持って液状化で吹き出た泥の撤去作業におおわらわですよ(※天舞は東日本の人なので、スコップはでっかい方を指すのです)。 天舞もその活動に関わるべきなのかもしれませんが、スコップなんか家にありませんからね。 申し訳ねえ、と後ろめたい気持ちを感じながら道路を歩くのでした。 ひとまず砂埃の中、小学校で給水完了。 これでペットボトルをゆすいで洗えば、トマトジュースが入ってた約1リットルペットが2本追加戦力に当てられます。 さらに食器や炊飯器のお釜も洗えるので、食事もできる! 洗い物をして米を炊いて、これでとりあえず食事は何とかなりそうです。 まあ、天舞が住んでるところはいくら現在陸の孤島でも、直接の震災地ではないので、1週間もすりゃ物流は回復するでしょうと高をくくり、焦らず過ごすことに決定。 とはいえ、今日・明日はもともと休みだからいいとして、明後日からは仕事の予定です。 洗濯物が洗えないのは困ったけど、いちおう洗濯済みの服で1週間持つので何とかなりますが。 それまでにお風呂は何とかしたいなあ……。 明日は断水してない都内まで出て、お風呂にいこうかなあ……。 ●などと考えていたら。 翌日、「電力が足りないから」という理由で発せられた計画停電のために、電車がすべて運休。 まったくもって移動ができなくなりました。 市内断水の真っ只中、これでは風呂に出かけられません。 致し方なく、冷蔵庫内の食材を電子レンジで調理して、お米を研ぐたび給水車に並んで給水を受けたりしたのですが。 昨日までは給水車は水道局のものでしたが、この日からは自衛隊の空挺団が給水タンクをトラックで引っ張って来てました。 (`・ω・´)ゞ 自衛隊の方々には、これまでもそうでしたが、よりいっそう足を向けて眠れません。 思わず写メ撮りたくなったのですが(実際、給水に並んでる方々も幾人か携帯でパシャパシャやってた)、自衛隊は断水の我々を助けに来たのであって写真の被写体になりにきたわけじゃないと思いなおし、記憶にとどめるだけで撮影は自重。 心の中で敬礼するに留めました。 あと、月曜になって銀行が営業していたので。 貯金の一部を義援金に回してきました。 そりゃまあ、断水真っ只中なのでウチも被災地といえば被災地なのですが、津波が直撃した宮城や、原発でトラブルが起きまくってる福島の方々と比べると、天と地の差です。 困ったときはお互い様。振り込んだ義援金で、少しでも震災の傷の痛みが和らげばいいと思うのでした。 ……にしても、トイレが非常にタイヘンです。 給水所がある小学校に仮設トイレもあるのですが。 夜、トイレに行きたくなって、寒い中外出してわざわざ仮設トイレまで出かけ、さらに暗い中で用を足すのは、ありていに言って遠慮したいと一回経験して思いました。 仮設トイレのある場所は夜間もライト照らしてますが、トイレの中には明かりがないから携帯使って照らして用を足しましたよ。 まだまだ続くのです。 |
2011.3.28 | 天舞美矢の地震被災生活。その4 | ▲ ▼ |
●またまた前回からの続き。 計画停電で電車が全線運休となった前日と違い、今日は動いてる模様。 でも、やっぱり普段使ってる電車は動いてないので、違うルートで、混雑の中もみくちゃにされながらお店に向かいました。 すでにホームの段階で人が溢れてて、なんでこんなに混んでんだよ! って思ったのですが、そりゃ運行本数が大幅減なのだからしょうがない。 まあ、お店そのものはこの日は営業してないので、棚から落ちた商品を片して、なおかつ入荷していた本を梱包からばらして品出しする作業がメインですから気楽なもの。 とはいえ、地震で営業してない期間分の入荷が手付かずなので、都合3日間を処理しなければならないわけです。作業に専念できるとはいえ、仕事量はしんどいことに変わりがないのですよ。 それにしても、地元が断水で、お風呂に入れないこと、すでにこの日で5日目。 普段毎日風呂に入る身なので、精神的にもクサクサしてしまうのです。予定では前日にどっかの銭湯まで足を伸ばして湯船に浸かる予定だったというのに。 ともかく液状化で吹き出た泥が乾いた砂塵が吹きすさんでたので、頭とか触るとじゃりじゃりするわけでして。 歯磨きは最低限してたのですが、水がないから洗顔はおろか、手洗いさえ満足にできないわけで。 あー。 さっさと風呂に入りたい。 とりあえず「この近辺に銭湯とかないですか?」と聞いたら、店長より「それだったらホテル泊まっていきなよ、領収書切れば経費で落とすから」と言っていただけたので、ありがたくご提案に乗ることにしたのでした。 会社にお金を出してもらうので、まあビジネスホテルでと思い携帯で検索して、トップに出てきたとこに電話。 コンビニで下着や靴下を買って、携帯の検索のMAPどおりに行ったら、ホテルという名称から想像するのとは違って、ほぼ民宿でした。引き戸をくぐったらフロントとかなくて、どうしたらいいのか一瞬途方にくれましたことよ。 それにしても久しぶりにお風呂です。 や、身体をキレイにすると、すこし気分が晴れやかになるね。だとすると、被災地で避難してる人たちのストレスは相当なもんだろうなあ。 あ、そういえば気がつかないうちにガスの供給がストップしてました。残るライフラインは電気のみ。まあ断水されてて鍋で煮炊きなど不可能な状況なので、いまさらガスが止まったところでなんともないのが悲しいところ。 ●んで。 翌日からは営業ですが、状況が状況なので、普段夜8時までの営業時間が夕方6時までの短縮営業です。 仕事して、帰宅して、少ない水で米とか炊いて過ごしてたのですが。 お米って、研ぐにも、炊くにも、食べ終わったあと炊飯器のお釜を洗うのにも、当然水が必要なのです。 2合研いで炊いてお釜を洗うと、その1サイクルでだいたい2リットルくらいがなくなるのです。 休みの日で「あー水がなくなった、給水車に並ぼう」と気軽に給水できるならともかく。 朝から仕事して帰ってくるころには、給水活動が終わってるのです。 だめだ! この状況下で、自炊とか自分の首を絞めるだけだ! 致し方なく、断水が解除されるまでは、お外でご飯orコンビニとかでお弁当購入、という形にせざるを得ないのです。 あとはお風呂。 自宅から近い八丁堀の銭湯まで出て行ったり。 会社帰りに寄れる銭湯に行ってから帰宅したり。 そして洗濯。 コインランドリーを探すも、インターネットでコインランドリー探すのはひたすら骨が折れました。 洗濯物いっぱい持ってうろうろしたくないので、自分が使ってる路線で、駅から近いとこを探しまくり。 とまあ、食事・風呂・衣料は何とかすることができたのですが。 しかし、部屋に内風呂があって、洗濯機も設置してあって、ガスコンロも冷蔵庫もあるというのに、銭湯行ってコインランドリーで洗濯して自炊しない食事ってどーいうことなの、と。ふんとにもう。 ●……という状況で、今に至るわけなのです。 まあ困ってるっちゃあ困ってるんですが、いちおう何とかなってるのが救いですね。トイレが困り物だけど。 あと、行き帰りの電車、節電のために暖房が止まってるから、地味〜に寒さが堪える。風邪引きそうになります。 |
2011.3.29 | 天舞美矢の地震被災生活。その5 | ▲ ▼ |
●いまだ断水が続いて、生活が不便な天舞ですが。 今まで歩いて5分くらいの小学校に給水に行っていたのが、仮設の簡易水道が大通り沿いの壁に50メートル単位で設置されたので、今度から歩いて1〜2分で給水できるようになりました。それも24時間体制。 つまるところ、私が住んでるアパートの脇の道路沿いに水道の蛇口が設置されただけ、ということなんですが、これで仕事帰りでも水の心配をせずに済むようになったのは大きいのです。給水車から給水できるのは夜8時まででしたからねえ。会社を6時過ぎに退勤してないと水が貰えなかった状況ともおさらば。 でも相変わらずアパートは水が出ない。 通り1本向こうは復旧しているのにねえ。 ある程度水に不自由せずにすむようになりはしたものの、トイレとお風呂と洗濯は水道が復帰しないと相変わらずできない状態。 お風呂はユニットバスで追い炊き方式ではないから、湯船に水を入れて沸かすこともできないし。 市のホームページで、上下水道の復旧状態が確認できるGoogleMapへのリンクが貼られているのですが。 私の住んでる区画だけ「水道復旧に相当の期間を要する地区」になってて、そりゃもういつ断水が解除されるのかまったく分かりゃしないという状態なのです。 困ったもんだね。 ま、仮設の蛇口が設置されるってことは、逆に言えば復旧はえんれえ遠いということを如実に物語っているわけなんですよねぇ。 はぁ。 というより、トイレに行きたくなったら出かけなければならないというのがありえない。 簡易トイレが徒歩2〜3分の付近にあるのですが、極力使いたくないんですよねえ。夜は暗いし、トイレットペーパーないし。 水洗式を使うには昼間、駅まで出なければならないのです。 なので、「トイレに行きたくなったらトイレに行く」のではなく、「トイレに行きたくなるであろうと事前予測して、職場や駅など水洗のところで用を足す」という方式を取らざるを得ないのですよ。 とはいえ、生理現象ですから、唐突に尿意を催すこともあるわけで。 昨晩はどうしても尿意に勝てず、午前2時前に近所の仮設トイレに行ってきました。いたし方なかったけど、やっぱり避けたいわ。 そして時間が時間なので、新聞配達の方に不審な目で見られました。しょうがないじゃない! ●そしてお風呂は銭湯が頼り。 今までは電車で都内まで出るか、帰り際に途中の駅で下車するかの2択だったんですが。 都内の銭湯はキレイなんですが、定期が効かないので運賃がかかる。 通勤途中の銭湯は運賃かからなくて都内の銭湯より安いのですが、かなり古くて、かつ遠め。 でも、前述の通り、私が住んでる市内、北の方の地域は水道は完全復旧しているのです。 だったら。 市内の銭湯に行ってみよう! と、ネットで2件ほど調べて(念のためMAPも携帯に入れ、かつ迷子になったときGPSで誘導できるよう住所もメモって)、お風呂セット持っていざお出かけ。 調べた1件目、住宅街の真ん中にあるってネットにはかかれてました。MAPを見ながら、そしてGPSで行き先案内を起動しながら、さてどこかな〜、どこかな〜と歩いたのですが。 ない。 おんやあ? 携帯のGPSで入力した住所にあるのは、マンションでした。 潰れたの? ●なら、もう1件の銭湯だ! と気を取り直して、再び携帯で場所を検索して徒歩で移動。 ついた! と思ったら、入り口には「今日から休業します」の張り紙が。 …………。 電話番号調べて、事前に確認しとけばよかった、と気がつくも後の祭り。 とりあえず付近にコインランドリーがあったので洗濯物を洗って、帰宅して、また都内まで出てお風呂に入ったのでした。 ●ぜんぜん話が変わるのですが、ここ数日の震災でいろいろ感じたこと。 テレビがつまらないとか言ってる連中の気が知れないのです。原発とかどうなってるのか気が気でないよ?! 震災1週間くらいしたころ、職場の倉庫を片付けてたら、他のテナントの方でしょうか、パーテーションの向こうを「毎日ニュースばっかでテレビがつまらなくて」とか笑いながら歩いてるのを耳にして、ホントにこーいう人種がいるんだな、と驚いたりしたのです。 こんだけ大変な状況なのに何を言ってるんだろう、とか思うんですけどね。現地の被害、原発の状況、計画停電と列車の運行情報、天候など、むしろ知りたい情報を見逃すまいと天舞なんかは思うのですが、つまらないとか言ってる連中は、この大震災もワイドショー的イベントとしか考えてないのかもしれませんね。 天舞は民放で情報を把握するなどという選択肢ははなから捨てて、テレビはNHKのみ確認してました。 ですが、そのNHKもだんだん地震から時間が経つにつれ、被災地へのインタビューだの何だのと、事実を伝える内容から悲惨さをいかにお茶の間に伝えるかの内容にシフトしつつあるのでイライラしたりしたのですから、民放はもっとひどい状況になってるんでしょうね。 あと、ACの宣伝が癇に障るとか言ってる連中はテレビ消せ、と。同じCM見るのがいやなら、CMないNHKにすればいいじゃない、と。 しかしこの震災でNHKの偉大さを改めて実感。うん、こーいうときはテレビ要るね。全局の同時マルチ映像(YouTube)見るとよく分かる。のんきにCMとか打ってんじゃないよって。 ●で、天舞は本屋で、今の店舗では雑誌担当なので入荷した雑誌を並べたりするのは私の役目なのですけど。 週刊誌の震災特集のあおりの見出しが、もうね。 特集号を出すのは分かる。 出さないまでも、震災を記事のネタにしたいのは分かる。 でも、ホントにお前ら、その内容の記事を書いて出版する必要があるの? と。 「地震でものすごい被害が出ました!」と主張しまくりの写真を表紙に据え。 下世話な週刊誌は“原発、政府がひた隠しにする危険!”とか、見出しにことさらに放射線の危険性を謳った文句を入れて。 普段の平時ならともかく、この逼迫した状況だというのに、部数稼ぐためなら社会不安を増長してもいいとでも思ってるのかね? ……ぶっちゃけて言おう。 したり顔で「政府が隠してる」「メディアが隠してる」「東電が隠してる」とかの陰謀論吐くやつは、今この場に限って死ねばいい! 発表する側も、それを放送する側も、単位を統一しなかったり(シーベルトなんか、ミリとマイクロを使い分けてるから意味が分からなくなる。全部ミリあたりで統一しときゃいいじゃん)、すぐ「通常時の○○倍」とか言って、それが瞬間的なものなのか、継続して観測されているものなのか、そしてその通常時の○○倍とやらの数値は具体的にどれくらいの危険性があるのか(国際的にまかり通っている基準値と、致死量の上下幅のどの辺りなのか)分からないってのもありますし、確かに、保安院や東電の会見内容とかグダグダだし、数値を把握してなかったり小さく発表してたり、はっきりしない物言いで「今のところ健康被害はない」とか報道したりってのも不安を煽る要素ではあるのですが。 ろくに知りもしない素人が、いたずらに不安煽ってどうするの、と。 食堂で食事してたら、隣にいた他のテナントのおばちゃんグループが「原発のニュースの報道はウソよ。ホントのことを言ったら国民がパニック起こすから隠してるだけ」とか言いながら食事してるんですが。 頭湧いてるだろ。 本当にそう思ってるなら、危険性から鑑みて、お店の社員食堂でのんびり談笑しながら飯食ってられないはずです。 実際は「原発まわりが危険なだけで、距離が離れてるから自分は安全」とか思ってて、対岸の火事気分で事態を深刻にしたいだけなんでしょう。 もしくは「私は知ってるのよ?」と、自分だけ政府の発表に踊らされない自分カコイイ、と思ってるか。 不安時はいくら「安全です! 安全です!」って言っても、人間はネガティブな発想を信じちゃう傾向があるようです。だから週刊誌の「ひた隠しにする危険!」とかって見出しに飛びつくものなのでしょう。 なので、専門家でもないのに、聞きかじった程度の素人判断で「キケン、キケン」を連呼する輩は、害悪以外の何者でもないと思うのです。 あと、「あー放射能漏れてるよ、こりゃ放射能浴びてるからそのうち死ぬね。東日本終了のお知らせ」とか言ってる奴、いいよ今すぐ死ね。 ●でも、上記のように思ってもしょうがないくらい、東電の発表とか調査とかは素人目に見てもひどいと思うのです。 とりあえず知識のない素人の我々に、専門家が包み隠さずしっかり事態を説明しろっての。 イチから説明するとン時間コースになっちゃってもいいから。 無意味に悲観したり危険視したりするのは問題であるのと同様、根拠もなく安全を信じろってのも無理な話ですからね。 |
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