アリアンロッドリプレイ #6−1

 〜いきなり戸惑うロクデナシたち〜


GM:転職したければ、転職して構わないわけですよ。
アイヴィー:成長点が21点あるからできるね。
GM:うん。成長点10点で転職できる。ただ転職した場合、自動取得スキルは封印になって使えなくなる。フェイトを1点使うことによって、再度使えるようになります。

 前回のシナリオ終了後。
 あまりにかみ合っていない各自のサポートクラスを変更したい! とのPCからの要請が。
 別に転職に縛りを設けてるわけではないので、何に変更するか考えてきてね、と言っておいたのです。

フィエラ:ダンサーになろうかなあ。
GM:確かに、「もういい加減レンジャーはだめだ!」とか叫んで、ダメージの上がる職にしようって言ってたはず。
フィエラ:だって《ブルズアイ》(=射撃のダメージに+CL個のサイコロを足せる、レンジャーの自動取得スキル)とか使ってないもん(笑)
GM:取りたいスキルを取ってるなら、転職して構わないよ?

 フィエラがダンサーに変えるか、またアイヴィーがセージにするかサモナーにするか迷ったりしたのですが(アコライト/ニンジャで隠れながら辻ヒールをやるなんてネタ転職話をしたのは秘密)。

 結局フィエラがレンジャーからダンサーに。
 そしてアイヴィーがアルケミストからセージに。

 それぞれサポートクラスを変更したのでした。
 もっともレベルアップをしていないので、前のクラスの自動取得スキルを封印し、代わりにそれぞれの自動取得スキルが加わるだけですが。
 あとアイヴィーさん、パーティの防御・回復役なんですからひたすら火力・攻撃力を追い求めるのはGM的にもどうかと思うぞ?(笑)

GM:しかし、前回のシナリオで「フェザーアーマー」を拾うとは……。おかげで2個も装備されてるじゃないか。
フィエラ:……すぱー(余裕の表情でタバコをふかすゼスチャー)
GM:まあ、だから強めの敵を出しました。すべてはフィエラさんのせいです。
フィエラ:いや、知らないよ?!(一同爆笑)
GM:もしくは《加護》を3つも取ってる君らのせいです。
フィエラ:ああ、それはしょうがないね……PC3人でやってること自体が、まずおかしいってんだよ!(笑)
GM:(血反吐を吐くような声で)……リプレイの都合上……どうしてもプレイヤー1人2キャラ制はできないのですよ……。
フィエラ:それは仕方がないとしよう、だから多少ヌルくてもいいんだって話をしてんだよ!
GM:ヌルいと面白くないじゃないか。具体的にGMが面白くない!(笑)
アイヴィー:しつもーん。戦闘中に武器を除装したり、装備したりってできるんですか?

 ルールブックを見ると、マイナーアクションで行えるのは「武器の準備」(=武器を装備したり、手に持った装備を落とすなどを行える)で、メジャーアクションでなら「装備品の交換」(=装備している武器などを所持品にし、別の武器を装備する)が可能です。もしレンジャーのスキル《ウェポンチェンジ》があれば、マイナーアクション前に即座に武器の交換が行えます。
 なお、このリプレイでは「捨てて装備し直すならマイナーでOK、しまって装備し直すならメジャーが必要」と処理してます。

GM:ということ。
アイヴィー:武器を捨てて、魔法を唱えるのは?
一同:…………。
GM:まったく捨てる必要がありません。何で武器捨てるんだよ(笑)
フィエラ:違うんだよ、武器は常に装備していませんって宣言すれば(笑)

 どうもアイヴィーさんは、銃を装備していることによって【行動値】に−5のペナルティがつかなくなる方法を模索していた模様です。

 さて、それでは前回の続き。

アイヴィー:「ウェポンケース」ちょうだーい!
フィエラ:買えない。冒険中だから。……思い出してきたよ。キャラクターシート見て、何でフェイト減ってるんだろうって思ってたら、そういえば変な遺跡に叩き込まれたような気がする。
GM:ええ。変な遺跡に叩き込みました。
フィエラ:……とてもとても大丈夫じゃないような気がする。
GM:そんなのは知らない。サイコロの出目に聞いてくれ。前回は、神具の解明のために#2で材料を届けた錬金術師のじーさんを迎えに行ったら、攫われてていないじゃん! 魔族に襲われている孫娘を助けて――
アイヴィー:で、さんざん脅して色んなもん巻き上げたんだよなあ。
GM:巻き上げてねぇぇぇぇぇ! いつから悪のパーティーに〜!
アイヴィー:あれ? 違ったっけ?(笑)
GM:違わい! で、謎の遺跡でアンデッドと戦って、門の扉を開けたところまでが前回。思い出した?
アイヴィー:うん、ああ。
GM:今回予告っ! “遺跡を潜り抜けた冒険者達を迎え入れる謎の洋館。トリッキーな館に魔族が潜む! そして数々のギミックを潜り抜け対峙する強大な敵! アリアンロッド第6回『奪われるロクデナシたち』。勝てるもんなら勝ってみろ!”
フィエラ:……すごいサブタイトルだな(笑)

 今回のシナリオは今までと比べて類を見ないくらい力が入ってます。ちゃんと今回予告も作ったし(苦笑)。
 あ、でも今回予告、あんまり実際のシナリオ内容に沿ってません。トリッキーなのは事実ですがね。

アイヴィー:ぎぎぎぎぎ〜(門を押し開ける)
GM:門を開けると――
アイヴィー:で、開けて入るとすぐに閉まって、そのあと戻れなくなるんでしょ? よくあるパターン(笑)
GM:……別に戻れなくはならないんですが(笑)。門は西洋の城門みたいな大きさなんですが、開くと中は庭園みたいになってるわけですよ。テレビとかで出てくる、イギリス貴族の庭園みたいなのを思い浮かべねぇ。
アイヴィー:うんうん。……あ、ここにローズマリーが。あ、こんなところにアルキメデスが。
GM:なんだその植物は。
アイヴィー:…………。
GM:…………。
アイヴィー:……なんなんだろ☆
GM:なんなんだろ、じゃねぇぇぇ!(笑)
フィエラ:自分がよく分かってなかったらしい。

 アルキメデス(Archimedes、BC287−BC212)。古代ギリシアの数学者。水中の物体は、その物体がおしのけた水の重量だけ軽くなる、というアルキメデスの原理で有名。
 少なくとも植物ではないと思われるんですが。アイヴィーの頭の中にはそんな名前のハーブが生えてるのかい?

GM:で、その庭園は、木がねじくれてたり、イヤな色の雑草がはびこりまくり、手入れされていないどころか瘴気に当てられちゃったような植物がずら〜っと広がって、その中央にぽつんと洋館が見えます。
アイヴィー:……うおー、なかなかそそる状況じゃないか。
フィエラ:……ふつう引くわ(一同笑)
GM:普段どんな生活してるんだろう、このアコライトは。
アイヴィー:ま、師匠が師匠ですからねえ。
GM:なんかひどい師匠扱いされてるよ。おかしい。当初登場したときには人格者ってはずだったのに。
フィエラ:いや、コイツ(=アイヴィー)の性格が歪んでるだけだと思うんですが(笑)
アイヴィー:ち、ばれたか。
フィエラ:まあ、館に行かざるを得ないだろう。じーさんはあの館の奥にいるような気がするよ。
アイヴィー:とかいって、街に戻ったら「ただいまー」って帰ってきてたら面白いな(笑)
GM:それは知りません。ボクの責任じゃないです。
フィエラ:いや、そのオチだったらGMの責任だ(一同笑)
GM:あれ〜? ばれた?(笑) ところで館に向かう道すがら、ホラー調なぎゃあぎゃあというカラスの鳴き声とかが聞こえたりするわけですよ。
アイヴィー:気をつけないとゾンビ系が襲ってくるぞ。
フィエラ:じゃ警戒しつつじんわりねろねろと近づきましょう。
GM:(ねろねろ?)じゃあ洋館に近づきました。かなり大きな洋館なんだけれども、蔦が這って、寂れてる。
フィエラ:で、中からゾンビとかハンターとかが襲ってくるわけだ!
アイヴィー:そうそう。
GM:おーきたバイオハザード。入り口の扉は、頑丈ではないがしっかりした作りだね。
フィエラ:調べてみようか。
アイヴィー:とりあえず後ろ下がって〜、何かあったときのために銃を構え――たらあまずいんだよな(笑)
GM:(【行動値】−5を避けるための方便かい)ああ、アイヴィーのアイデンティティがなくなった(笑)
フィエラ:「何のために銃を取ったのか分からない! やっぱり私は銃を使うわ!」「使うなあ!」という、切ないやり取りだね?(笑) ……えーと[トラップ探知]だろ? アタシにはスキルがあるんだな。
アイヴィー:スキルなんてすきーる。
一同:…………。
アイヴィー:…………(笑)
GM:…………アイヴィーは、涼しいセリフを、吐いた。
フィエラ:アイヴィーはマヒャドを唱えた(一同笑)
アイヴィー:……ったく。世の中、これだから困ったもんだ。
フィエラ:(アイヴィーを無視して)16。
アイヴィー:あ(無視された)
GM:たぶん罠はないんじゃないかと思う。鍵もかかってないね。
フィエラ:じゃあ開けてみよう。よいしょ。
アイヴィー:開けるときは扉の正面に立たないように。
GM:そうするとだな。雰囲気的には、バイオハザード1の1階を思い浮かべてみてくれ(「バイオハザードやったことないから雰囲気が分からないよ!」という人のためにリンク)。あんな感じなんだけど、なんだけど、だ。

 MAPを書き始めるGM。例によってMAPはコチラ。
 これが今回のシナリオのギミックでありキモなんですが……はて、これをPCたちにどうやって伝えよう(苦笑)。
 上下反転構造を伝えるべく、断面図を描いたり、入り口から見た図を描いたり。ああ、絵心がないのが悔しい。

GM:で、ここに立っているわけです。1階なんだけど、ひっくり返っちゃってる。
  
 絵にするとこんな感じ。リプレイのために2時間くらいかけて頑張って描いたよ! 高校の美術の授業で一点透視図法習っといてよかった!
 下手くそなのはカンベンして下さい。これで伝わるかなあ?
 ちなみにロールオーバー画像になってます。上下が入れ替わってない画像が見たい場合はマウスカーソルを画像の上に。

アイヴィー:だいたいイメージできた。1階と2階が入れ替わって、1階と地下1階になっちゃてるのね。
フィエラ:このまま進んだら落ちるじゃん。
アイヴィー:……で。どうやって降りる?(笑)
GM:どうすんの?
アイヴィー:降りるしかないじゃん。降りてそのあと階段登ってどっかの扉に入る。
フィエラ:階段登るったって、ひっくり返ってるじゃん。登れません。
GM:うん。ただ、ドアには上にも下にも階段がついてるから(上の画像参照)、上下が反転していても中に入れる。左右の壁側にあるドアは全部そうなんだけど、正面のドアはそういう構造になってないので、入るには浮かないと無理かな?
アイヴィー:なるほどなるほど。
GM:張り出しているテラスの裏側を歩くようにすれば、ドアには入れるね。ただ、入り口から直接テラスの裏側に行けるような通路はない。入り口からテラスの裏側まで、幅5mくらいかな? フロアの高さは、1階あたり4mくらい。だから2階分合わせると8m。ロープ1本あれば降りられるね。

 説明しつつ、がしがしと紙にMAPを描きまくるGM。どうにかして伝えようと頑張ってます(プレイ中は、「上から見た図」「横から見た図」「PCたちの視点で見た図」をそれぞれ描きまくってたなあ)。ものすごい勢いで紙にペンを走らせる音が残ってて、ああ何か必死にPCたちに状況を伝えようとしてるよ、なんてリプレイ作成時に思ってみたり(笑)。

GM:(一通りMAPを描きまくり、説明し終え)さあ、どうするね?
フィエラ:帰ろうか。
アイヴィー:おいおいおい(笑)
フィエラ:やー、入りたくないなあ。
アイヴィー:たぶんこれ、ギミックがあって、途中でぐるんと回るんだ。
フィエラ:そんなものは予想がつくじゃないか。予想がつきすぎるじゃないか! ぐるっと回るのか、重力変換で上下の重力がひっくり返るのか知らないけれど! シャンデリアは釣り下がってるだけのように見えて、固定されてるだけかも知れないけれど!(笑)
GM:さあ、どうするね?
フィエラ:行きたくねーなーここ。あからさまにヤバすぎるもんなあ。どう見たって中の時空が歪んでるじゃないか。
アイヴィー:……とりあえず行ってみよう。魔族がいるから大丈夫だろう。
GM:すごい発言だ(笑)
フィエラ:おいこのアホライトなんとかしてください!
GM:さあ、どうするね。GMはPCがどうするかを聞いて判断するんで、解決策は提示しないよ?
フィエラ:帰る!(笑)
アイヴィー:帰ってどうする!(笑) とりあえず行けるところからしらみつぶしに当たっていこう。
GM:まず、どう行くんですか? このまま降りると、重力が普通だったら下に落っこちる。入ったとたんに重力が館の方向と同じになるのなら、頭上の方向に落っこちる。
アイヴィー:じゃ、手近な石かなんかを投げ込んでみよう。そうすれば分かる。ぽい。
GM:ひゅうぅぅぅぅ、こん。普通に落っこちた。重力変換とかはなさそうな気がする。
アイヴィー:じゃあそのまま行こう。
GM:入り口からだと下まで6m近くありますが。ジャンプで降りるの?
アイヴィー:階段あるって言ってなかった?
GM:入り口のところはないよ? あるのは左右の扉だけ。
アイヴィー:……ろ〜ぷぅ! 誰か持ってる?
GM:じゃ、ちゃんと降りられるかどうかの判定を(笑)。【器用】で判定してください。
アイヴィー:ん。(ころころ)8!
GM:8?! アナタは落ちました(笑)
アイヴィー:ぃで!
GM:(ダメージ決定ダイスころころ)あ、全然いかない。7点のダメージ――《加護》で6点止まるから0か。じゃあニルヴァーナが先に降りるか。(ころころ)うん、成功。
フィエラ:へいへい。(ころころ)9だって。
GM:な〜んで失敗するんだよ〜?! えー、落ちた(笑)
アイヴィー:何かみんなして落っこってますが(笑)
GM:(ころころ)12点ダメージ。
フィエラ:止まってんじゃね?
GM:やっぱ落下ダメージ大きくしとくべきだったな。
アイヴィー:もっと高いところから落っこちないと。
フィエラ:50mくらい?
GM:それは死ぬねえ。

 PCたちは下に降りて、探索を始めます。

フィエラ:シャンデリアを調べてみようか。(ころころ)16。
GM:普通にシャンデリアだね。固定はされてるけど。左右に扉が合計4つ並んでます。
アイヴィー:とりあえず、左のこちらから攻めていこう(MAP「天井と床が開く部屋」)。
GM:別に扉に鍵はかかってないね。罠もないと思う。
フィエラ:じゃ、開けた。
GM:中は部屋なんですが、その中には空中に浮遊する機械みたいなのが3こ。
アイヴィー:フローティングマイン(=浮遊機雷)?
GM:[エネミー識別]したければメジャーアクションまで待ってくれ。
フィエラ:良かったねアイヴィー、君は転職したから、コスト3点払ってセットアッププロセスで[エネミー識別]できるんだよ(=セージの自動取得スキル《エンサイクロペディア》の効果)
アイヴィー:じゃ、コスト3点払ってとっとと識別するよ。(ころころ)17。
GM:ストームアイと呼ばれるゴーレムだね。

 ドロップ品は非常に高価なのですが、1点でもダメージを受けるとドロップ品ごと消滅してしまう防衛機械なので、一撃で倒す必要がありますが、そこまでの攻撃力はPCにはありません。集中砲火をしてダメージにフェイトをつぎ込んで、それでも運がよければ倒せるかな? という相手なので(何せ【HP】が77点もある)、素直に消滅してもらった方が無難でしょう。
 9Dという高い魔法ダメージを受けてニルヴァーナが痛い思いをしたものの、ストームアイはダメージを食らっているので3体とも消滅。

GM:部屋は、床に取っ手がついていて、天井から針金みたいなフックで何かがぶら下がっています。
フィエラ:床から調べてみようか。
GM:床は、取っ手を引っ張ると開く構造になってるようだけど、床全部が開くので、床に乗ったまま開けるのは無理かな?
フィエラ:床は乗っても開かない?
GM:君らが戦闘してる最中もずっと乗っていたけど開かなかった。取っ手もついてるから、外開きだろうね。
アイヴィー:乗っかって歩く分には大丈夫、と。
フィエラ:上のフックは調べられそう?
GM:そっちは見れば分かる。カードみたいなものが釣り下がっている。
アイヴィー:取れる?
GM:肩車すれば取れるかな。
アイヴィー:……こういうのは、銃で撃てば落っこちてくると相場が決まっているからな。
GM:じゃあ撃て(笑)。命中の難易度はこっちで決めるぞ?
フィエラ:(即答)肩車で取りましょう。
GM:だってバイオハザード4だとそうじゃん!
フィエラ:お前の場合、カード自体を撃って穴を開けかねない! 「カードが読めません」ってオチしか見えないっ!
GM:こういうときだけ当たるのな(笑)
アイヴィー:で、誰が誰を肩車するの?
GM:うーんと、フィエラが、アイヴィーとニルヴァーナを肩車して――
フィエラ:ほーう? アタシをドゥアンかなにかと勘違いしているようだね?(笑)
アイヴィー:カードを調べてみる!
GM:何かの金属でできたカードで、ハートのマークが入ってる。
アイヴィー:分かった、これを投げると壁に刺さるんだ!
GM:お! キャッツカード!(古っ!)
フィエラ:……あえて言わないでおいたのに、言わないでおいたのに〜。しくしく(笑)
GM:じゃあ誰か持っていって下さい。重量は0ね。
アイヴィー:じゃあわたしが持ってく。ハートのエースが出てこない〜♪(これも古っ!)
フィエラ:……言わないでおいたのに〜(笑)

 いったい何歳だよお前ら、というネタのオンパレード。若い人には分かりませんね。
 あ。言っておきますが、FMMのメンバーはネタの発言ほど歳食っちゃいませんよ?
 とりあえずカードを入手したPCたちは隣の部屋(MAPの「上下反転装置」)へ。

GM:この部屋に入ると、砂時計みたいな形の物体が、天井から床まで柱みたいに屹立してます。中央には赤い球状のものがはめ込まれてる。
フィエラ:入りたくねぇぇぇぇぇ。それは動いてるんですか?
GM:真ん中の赤い球体は光ってるけど、別に動いたり回ったりしてはいないね。
アイヴィー:ふんふん。
フィエラ:近づきたくねぇぇぇぇ。
アイヴィー:大丈夫、根性さえ入れれば。
GM:現段階ではまだ部屋には入ってない。どうする?
フィエラ:入りたくない(笑)。あからさまに罠の香りがぷんぷんするんだもん。先に他の部屋を調べてみようか。
アイヴィー:う〜ん、その前に銃であれ撃ってみる(一同爆笑)
フィエラ:そーいう、わざわざ地雷を踏みに行くマネはやめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!(笑)
アイヴィー:地雷ってのは、爆発させちゃえば安全なんだよ、うん。
フィエラ:(いきなりカタコト)ソレガー、対戦車地雷デー、コチラノホウニ爆風ガ飛ンデクルノガ、目ニ見エテルンジャ、ボケェェェェェ!(笑)
アイヴィー:えっへん!(胸を張る)
フィエラ:……この人は、核反応地雷でも踏みますよ、多分(笑)
GM:うん、そうだね(笑)
アイヴィー:地雷があったら、それを踏むのがお約束というものじゃないか!(笑)
フィエラ:それはただの死にたがりっていうんだよ!(笑)

 ま、こいつは罠でもなんでもないんですが。わざわざ危険に飛び込むなよ。しかしこういうスイッチが入ったアイヴィーは、言動がすべてルーニー一色で、GMから言わせてもらえばホントにカンベンしてくれ(苦笑)。や、面白いからいいんですけど。
 さて、PCたちはどうするかな?

(続く)


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